カテゴリー「中島みゆき」の25件の記事

2009年11月 3日 (火)

【楽】TBSラジオ 中島みゆき出演

わが家では、ラジオはTBS。
たまにNHK-FMも聴くけれど。

今日のTBSラジオ 「大沢悠里のゆうゆうワイド」 に、中島みゆきが出演していた。

TBS RADIO 大沢悠里のゆうゆうワイド powered by ココログ
 http://tbsradio.cocolog-nifty.com/yuyu/

11月3日(火) 9:00~
 「シンガーソングライター・中島みゆき登場!」
  日本を代表するシンガーソングライターの中島みゆきさんをゲストに迎えます。
  「わかれうた」「悪女」「空と君のあいだに」
  「地上の星」などの大ヒット曲でおなじみの中島さん。 
  重い作風と、ラジオ番組などでの明るい語りとのギャップで人気者となり、
  現在も根強い支持を受け続けています。
  ここでは、中島さんに、これまでのシンガーソングライター人生を振り返って頂くほか、
  11月18日から赤坂ACTシアターで行われる舞台「夜会VOL.16」のお話も伺います。


中島みゆきのおしゃべりは、彼女の歌の世界とまるでちがって、びっくり仰天ということがよく知られている。
お世辞にも上品なおしゃべりといえないのだが、私は嫌いではない。
ひさしぶりにみゆきさんの明るい声を聞いた。


TBSラジオは、山崎ハコさんや上々颱風、あさみちゆきさんなどをバックアップしている。

この年末、鴬谷駅前の「東京キネマ倶楽部」でおこなわれる、「上々颱風 シャンシャン・ナイトフィーバー!2009」の宣伝も放送している。
白崎映美さんじきじきのアナウンス。
行ってみたいな。

上々颱風official website
 http://www.shangshang.jp/shang.html

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2009年7月 1日 (水)

【読】勢古さんの中島みゆき論

勢古浩爾さんの本はずいぶん読んだけれど、この本はなかなか手に入らず、ずっと気になっていた。
Amazonで入手。
楽しみな本が、また一冊増えた。

Seko_miyuki_2『中島みゆき・あらかじめ喪われた愛』
 勢古浩爾  宝島社 1994/2/15発行
 219ページ 1700円(税込) 絶版

― 帯より ―
<中島みゆきの「歌」の強さは、喪愛における哀しみが、あたかも暗闇のなかに閃光を放って世界を一瞬の白光のもとに照らしだすかのように、有頂天で無邪気な愛以上に「愛」の意味と強さを逆説的に明示していることにある。 そのとき同時に鮮やかな陰影のもとに浮き彫りにされるのは、その世界のなかに投企した「ひとりの女」の立ち姿である。>

うーん。
このような持って回った文章は好きではないが、それでも興味津津なのは、勢古さんが中島みゆきをどのように論じているかという一点。
上に引用した部分は勢古さんらしからぬ文章ではあるが、中島みゆきに対する思い入れの強さは伝わってくる。

いろんな人たちが、この偉大な歌い手を論じている。
たとえば、呉智英(くれ・ともふさ)さんは、『バカにつける薬』(双葉文庫)という強烈なタイトルの本のなかで、「中島みゆきは中山みきである」と言いきって、中島みゆきを熱く語っている。
呉さんもまた、中島みゆきの熱烈なファンのひとりである。
「中山みき」とは、あの天理教の教祖。

その冒頭部分。
<中島みゆきは中山みきである! これが私の中島みゆき論だ。 中島みゆきには、時代思潮の転換期にあって新興宗教天理教を成立させた中山みきを想起させる。 時代に屹立した精神がある。 しかし、一般には、中島みゆきという類いまれな才能は、完全な無理解や誤解の中にある。……>

たしかに、中島みゆきは熱烈なファンにとって教祖的な存在と言えるし、実際に「教祖」と(なかば冗談で)呼ぶファンもいるらしい。

私もまた、中島みゆきを敬愛し、同時代の歌い手として注目を続けてきた。
私にとっての中島みゆきの魅力をひとことで言うと、「強さ」だ。

音楽は論じるものではない、という意見もあるだろうが、私はそうは思わない。
どんな事象でも、論理的にとらえることは大切だと思うのだ。
ただし、すぐれた音楽は、ちゃちな音楽論をはるかに超えた次元にあることもたしかだ。

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2009年4月12日 (日)

【楽】生きていてもいいんだよ

ひさしぶりに、中島みゆきのアルバム 『生きていてもいいですか』 を、レコードで聴いている。
1980年発売、初期のアルバムである。

一曲目 「うらみ・ます」 だけが、どうにも苦手なので、A面二曲目 「泣きたい夜は」 から、針をおろす。
A面最後の 「蕎麦屋」 が好きで、じつはこれが聴きたい気分になったのだ。


 ♪ 世界じゅうがだれもかも偉い奴に思えてきて
   まるで自分ひとりだけがいらないような気がする時 ……

「おまえ」から電話がかかってきて、蕎麦でも食わないかと誘われる。
歌の主人公が中島みゆきの分身(女性)とするなら、ここで歌われている 「おまえ」 は、男ともだちだろうか。

 ♪ あのね、わかんない奴もいるさって あのね、わかんない奴もいるさって
   あんまり突然云うから 泣きたくなるんだ ……


街なかにある、何のへんてつもない蕎麦屋で、男女が蕎麦かうどんを食べている。
(「おまえ」は丼ぶりに顔をうずめているが、何を食べているのか歌詞からは不明)
ラジオから大相撲中継が流れている。
店ののれんが、ぱたぱた風になっている。
「おまえ」 は、私の気をなんとか引き立てようとして、ダジャレ話をせっせと咲かせる。
私は、くやし涙を流しながら、たぬきうどんを食べている。
何が悔しいのか、やはり歌詞には明示されていないが、なんとなくわかる。

ここに、詳しい歌詞を載せられないが(なんたって天下のみゆきさんなのだ、著作権の壁がそびえている)、ひとつひとつの言葉のつかいかたが絶妙。
いい歌だ。

B面、最後の 「異国」 が、山崎ハコさんの世界によく似ていることに、今日気づいた。
このアルバムをだした頃、二人は同じレコード会社に所属。
交流もあったようだ。

アルバム全体としては、あまり好きなものではないが、「キツネ狩りの歌」(A面三曲目)、「蕎麦屋」(A面四曲目)、「船を出すのなら九月」(B面一曲目)の三つが好きだ。


それにしても、天気のいい四月の朝に、なんでこんな暗いアルバムを選んだのだろう。
外は、ようやく晴れてきた。
今日も暖かい一日だろう。

生きていてもいいんだよ。もちろん。


Miyuki_ikteitemo1Miyuki_ikteitemo2 

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2008年12月24日 (水)

【楽】ミュゼットの風

中島みゆきの楽曲を集めてCDを作っていたら、こんなアルバムがあったことを思いだした。
ひさしぶりに聴きなおしてみると、これがとても素敵な音楽だった。

Muzette_no_kaze_3『ミュゼットの風』
 UN SOUFFLE DE MUSETTE
 演奏:ビストロ・テンポ

 1994 日本クラウン
 2427円(税別)

アコーディオン中心のインストルメンタルで、中島みゆきの楽曲を演奏したもの。

空と君のあいだに/時代/アザミ嬢のララバイ/しあわせ芝居/おもいで河/わかれうた/ルージュ/この空を飛べたら/悪女/流浪の詩


■ビストロ・テンポ■ (CDブックレットより)

19世紀の初頭、ロートレック、ゴッホ、ユトリロなど、多くの芸術家たちの愛したビストロ(いまもパリに残る居酒屋)に流れているようなフランスの大衆音楽を、もっと日本の人々に楽しんで欲しいとの思いから、パトリック・ヌュジェが設立したレコード・レーベルと同名のユニット。
フランスを代表する楽器のアコーディオンとギターと中心に、ノスタルジックで優しさ溢れる本格派のフランス・ミュージックを提供する、日本では貴重な存在のグループ。

桑山鉄也:ベルギー式・ボタン・アコーディオン
小林 清:ギター、バンジョー、ウクレレ
遠藤昭浩:ギター
高橋辰巳:ベース
パトリック・ヌュジェ:ヴォーカル、アコーディオン、ピアノ、トランペット



このアルバムでは、ゲスト・ミュージシャンとして伊藤浩子(フランス式・ボタン・アコーディオン)が参加している。
アコーディオンにもいろいろな種類があるらしく、音色が微妙にちがっていておもしろい。
バンジョー、ウクレレの参加も功を奏している。

それにしても、と思う。
中島みゆきの楽曲は、このように歌詞のない器楽曲として演奏されても、聴きごたえのあるところがすごい。
さすがだ。

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2008年12月 9日 (火)

【楽】今年手に入れたアルバム

今年、本はたくさん買ったけれど、CDはそれほど買わなかった。
その中から印象に残ったものを何枚かあげておこう。


Hako_beetle山崎ハコ 「BEETLE」 (c/w SODASUI)
  映画 「東京ソーダ水」 挿入歌
COLUMBIA MUSIC ENTERTAINMENT, INC.
2008.2.20 発売 1200円(税込)

4/27 国立のライブ・ハウス「はっぽん」
ハコさんのライブ会場で購入(サインをいただいた)。

ひさびさのシングル。
山崎ハコさん健在である。


Hako_best2008_1_2

山崎ハコ
 ベスト・コレクション HISTORY 1975-1984

 2008.7.16発売 キャニオン PCCS-00046 2100円(税込)

7/19 新宿花園神社
ハコさんのライブ会場で購入。

アナログ音源(レコード)のCD化だが、驚くほど音がいい。
ハコさんのレコードは入手困難なため(一部、CDで再発売されているが)、貴重なベスト・アルバムといえる。
ジャケット写真は、もちろん若い頃のもの。
上のシングルのジャケット写真(今のハコさん)と比べると、時の流れを感じる。
デビュー直後から、ずっといっしょに同時代を生きてきた人だと思うと、これからも活躍してほしいと願う。
いや、活躍してくれることを信じている。


Automatic_music_instruments1Automatic_music_instruments2Parthenon Tama
 Automatic Musical Insturuments
 \1000 1997 財団法人多摩市文化振興財団
 19曲収録
大型ディスク・ミュージックボックス(3曲)
小型自動オーケストラ楽器(5曲)
自動バンジョー演奏楽器(2曲)
自動ヴァイオリン演奏楽器(4曲)
自動演奏ピアノ(5曲)

Parthenon Tama
 Automatic Musical Insturuments
 VOL.2
 \1000 1998 財団法人多摩市文化振興財団
 11曲収録
小型自動パイプオルガン(3曲)
自動ヴァイオリン演奏楽器(2曲)
自動演奏ピアノ(3曲)
大型自動オーケストラ(3曲)

異色CDである。
自動演奏楽器というと、なにやら人工的な音をイメージしがちだが、とてもアナログ的なあたたかい音が聴ける。
「パルテノン多摩」(東京都多摩市)の4階にある 「マジックサウンドルーム」で入手。
打楽器集団「鼓動」の演奏会の日に、たまたまみつけた。


Aku_yuu_gaki1

歌鬼 (Ga-Ki) ~阿久悠トリビュート~
 UNIVERSAL UPCH-20095 3000円(税込)

山崎ハコさんが歌う 「ざんげの値打ちもない」が収録されている。
全曲、阿久悠作詞。
一青窈、元ちとせ、工藤静香もいい。

1. ジョニイへの伝言(鈴木雅之) 
2. 白い蝶のサンバ(一青窈) 
3. 思秋期(森山直太朗) 
4. たそがれマイ・ラブ(中西圭三) 
5. 熱き心に(元ちとせ) 
6. ペッパー警部(Mizrock) 
7. 恋のダイヤル6700(音速ライン) 
8. 時の過ぎゆくままに(工藤静香 feat. 押尾コータロー) 
9. 朝まで待てない(甲斐よしひろ) 
10. ざんげの値打ちもない(山崎ハコ) 
11. ひまわり娘(杏里)


Kudou_shizuka_my_precious工藤静香
 MY PRECIOUS
 ― Shizuka sings songs of Miyuki ―
PONY CANYON  2008.8.20  3,255円(税込)

なんといっても、今年いちばんの収穫はこのアルバム。
中島みゆきの歌ばかりを集め、工藤静香なりの歌にしている。

空と君のあいだに/銀の龍の背に乗って/見返り美人/やまねこ/涙 ― Made in tears ―/カム・フラージュ/浅い眠り/土用波/命の別名/宇船(そらふね)/すずめ
(以下、Bonus -original-)
激情/雪・月・花/Clavis ― 鍵 ―

このアルバムのプロモーション的なテレビ番組(NHK)も、興味ぶかいものだった。

→ http://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/post-e9ff.html

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2008年11月16日 (日)

【楽】初期 中島みゆきを聴きなおす

CDで持っている中島みゆきの古いアルバムを三枚、聴きなおしていた。

私は、デビュー当時からリアルタイムに追いかけていたわけではないので、LPレコードで持っていたり、後でCDで聴いたりしていたようだ。

私の手もとにある初期のLPは、下の写真のとおり。

もっと持っていたはずだが、なぜだか何枚かは手放してしまったようだ。
たとえば、サード・アルバム 『あ・り・が・と・う』 (1977年11月) が見あたらない。
『愛していると云ってくれ』 (1978年4月) もない。

一時期、中島みゆきを聴くのが辛い時期があったので、処分してしまったのだろうか。
どうも憶えていない。

Miyuki_lp『私の声が聞えますか』 (1976年4月)
 (ファースト・アルバム)
『親愛なる者へ』 (1979年3月)
 「タクシー ドライバー」
 「信じ難いもの」
 「根雪(ねゆき)」
 「狼になりたい」
 など、私の好きな楽曲が詰まっている
『おかえりなさい』 (1979年11月)
 他の歌手への提供歌をみずから歌ったもの
『生きていてもいいですか』 (1980年4月)
 名曲 「蕎麦屋」 収録
『寒水魚』 (1982年3月)
 「悪女」 「歌姫」 など収録
 「歌姫」 が好きだ


LPをかけるのがめんどうなので、どうしてもCDに手がいってしまう。
ひさしぶりに聴いた三枚が、これ。

Miyuki_minna_satte_shimatta『みんな去ってしまった』 (1976年10月)
 (セカンド・アルバム)
 このジャケットが好きだ
 「雨が空を捨てる日は」
 「彼女の生き方」
 「トラックに乗せて」
 「流浪の詩(さすらいのうた)」
 「夜風の中から」
 「うそつきが好きよ」
 「忘れられるものならば」
 など、佳曲が満載

Miyuki_ringetsu『臨月』 (1981年3月)
このジャケット写真もいい
それにしても、若いな
私もまだ三十歳になるかならないかだった
ほぼ同年代のみゆきさんもそれぐらいだろう
「あした天気になれ」
 「雪」
 「夜曲」
この三曲は、何度聴いてもいい
胸が震える、と言ってもいい
他に、「ひとり上手」 「バス通り」 など収録
あらためてブックレットをみて気づいたのだが、ギタリストの安田裕美さんが三曲に参加、アレンジャーとしても名を連ねている
他のアレンジャーも、荻田光雄、松任谷正隆、星勝、と錚々たるもの
アコースティック・ギターには、安田さんの他に吉川忠英さんの名前もある

Miyuki_yokan『予感』 (1983年3月)
このジャケットは、なかなか思いきっている
はずれた受話器を置いたまま、ベッドで眠りこけている中島みゆきの写真は、上の二枚と比べると、なんだかなあという感じを受ける
いや、もちろん、悪くはないのだが
 「夏土産」 が私の愛聴歌
 「縁」 は、すごい歌だと思う
 他に、有名な 「ファイト!」 収録


こうして聴きなおしてみると、二十代後半から三十代前半にかけて、次々と琴線に触れる楽曲を作りだしていった中島みゆきという才能に、あらためて驚く。
シンガーとしてよりも、ソングライターとして、並みの才能ではないのだな。

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2008年11月14日 (金)

【楽】待っても春など来るもんか

もう一枚、中島みゆきの古いアルバムをひっぱりだして聴いていた。

Miyuki_youwoike中島みゆき 『夜を往け』
  1990/6/13 リリース  ポニー・キャニオン

それほど聴いていないアルバムだと思っていたが、聴きなおすと、ほとんどの曲は耳になじみがある。

「with」 は、私の友人の息子さんが、まだ小学生だというのに、いたく気に入ったらしい。
たしかに、ストレートに訴えてくるものがある。
少年の心にも響く、なにかがあるのだろう。

 ♪ 僕の言葉は意味をなさない
   まるで遠い砂漠を旅してるみたいだね ……

 ♪ 旅をすること自体おりようとは思わない
   手帳にはいつも旅立ちとメモしてある
   けれど

これに続くリフレインが好きだ。

 ♪ with・・・その後へ君の名を綴っていいか
   with・・・淋しさと虚しさと疑いとのかわりに

中島みゆきの詩の才能がいかんなく発揮されていると思う。


もう一曲、「北の国の習い」 がいい。
中島みゆきの数ある楽曲のなかに、いくつかこういうコミカルな歌があって、なにやらほっとする。

歌いだしが意表をつく。

 ♪ 離婚の数では日本一だってさ
   大きな声じゃ言えないけどね ……

調子にのって歌詞をそのまま書き写していると、どこからか苦情が来そうなので、概略、こういう内容だ。

 離婚の数では日本一
 しかも女から口を切って 一人になることを選ぶ
 北国 (これはどうしても北海道がイメージされる) の女は 「耐えない」 から ……

私はそうは思わないが、このあたり、北海道生まれで札幌の大学に学んだ 「道産子」 の彼女自身の自嘲なのか。


この歌も、サビのリフレインが秀逸だ。

 ♪ 待っても春など来るもんか ……

そう。そのとおり。


もう一曲、「あした」 も、私が大好きな曲だ。
歌詞にいきなり登場する 「イヤリング」「フリルのシャツ」 といった、いわば小道具が効いている。
ここにも彼女の詩才が感じられる。


【収録曲】 全10曲
夜を往け/ふたつの炎/3分後に捨ててもいい/あした/新曽根崎心中/君の昔を/遠雷/ふたりは/北の国の習い/with


全体に曲調がもっちゃりとして、アレンジも重厚すぎる難しい曲が多いので、それほど好きなアルバムではないが、そこはそれ、腐っても中島みゆき。
きらりと光る佳曲が何曲かあるのだ。

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【楽】大吟醸

大吟醸、といっても日本酒のはなしではなく、中島みゆきのベストアルバム。

週末の解放感から、なにか音楽でも聴こうかと、ひっぱりだしてきた。

Miyuki_daiginjou01中島みゆき 『大吟醸』
 1996/3/2 リリース  ポニー・キャニオン

内容はごくふつうのベスト・アルバムだが、アルバム・タイトルが気に入っている。

ブックレット表紙の、清酒のレーベルを模したイラストには、小さくこう書いてある。

 Miyuki Nakajima Best Album
 The collection of most famous and finest songs

【収録曲】 全14曲
空と君のあいだに(シングル・バージョン)/悪女/あした/最後の女神/浅い眠り/ルージュ/誕生/時代/わかれうた/ひとり上手/慟哭/狼になりたい/旅人のうた/ファイト!

Miyuki_daiginjou02新旧ごったまぜだが、私の愛聴歌 「狼になりたい」 がはいっている。
LP 『親愛なる者へ』 (1979年)で何度も聴いたものだ。
再発CDを持っていないので、このベスト・アルバムはありがたかった。
やはり、ぴか一の名曲だ。

私はブックレットや歌詞カードというものをあまり読まないのだが、このアルバムの解説を読むと、あたらしい発見もあった。

工藤静香への提供曲 「慟哭(どうこく)」 の作曲が、中島みゆきではなく後藤次利だったというのは、迂闊にも知らなかった。

「最後の女神」 は、私も見たことがあるので知っていたが、先日惜しくも亡くなった筑紫哲也さんの番組 「ニュース23」 のエンディング・テーマとして、93年10月から半年間使用されていた。
この曲について、解説にこんなことが書いてある。

<この曲を書き下ろすにあたって中島みゆきはかなり苦心したと語っている。 何故ならニュース番組というものはその性質上、悲しいニュースも、嬉しいニュースもあり、その喜怒哀楽すべてにマッチする曲が望まれるからだ。 しかしそんな苦労の甲斐も実り、スケールの大きな印象深い作品となっている。>


中島みゆきには、テレビドラマのテーマ・ソングやCMに使われた曲も多い。
私はテレビをあまり見ないので、知らなかったものもある。

「空と君のあいだに」 …… 日本テレビ系ドラマ 「家なき子」 主題歌
「あした」 …… KDD国際ダイアル「001」のCM
「浅い眠り」 …… フジテレビ系ドラマ 「親愛なる者へ」 主題歌
「誕生」 …… 東宝映画 「奇跡の山―さよなら、名犬平治―」 主題歌
「旅人のうた」 …… 日本テレビ系ドラマ 「家なき子2」 主題歌



【参考】 Wikipediaより

大吟醸 (中島みゆき)
1996年に発売されたベストアルバム。
以前に発売されていた数枚のコンピレーション群をすべて廃盤にした上で満を持して発売された決定盤であり、オリコンチャートでも1位を記録した。
このアルバムが発売された当時の中島は44歳であり、このアルバムが1位になったことによって彼女はオリコンチャートで1位を獲得した女性アーティストの最高齢記録を更新した(なおこの記録は2年後に松任谷由実のアルバム『Neue Musik』によって破られた。現在の最高記録保持者は竹内まりやである)。
カバーやタイアップなどで話題を呼んだ有名曲から構成されているが、シングルヒットを連発していた1980年代前半の作品が割と少ないのとは対照的に、瀬尾一三とともに創作活動に臨むようになった近年の作品が多い。
(中略)
ジャケット仕様は、タイトルの「大吟醸」に因み、日本酒の一升瓶のラベルを思わせるようなもので、中央に金色の墨書で「大吟醸」と認められている

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2008年11月12日 (水)

【楽】工藤静香と中島みゆき (続)

夜もふけたのに、結局見てしまった。
印象が薄れないうちに書いておこう。

NHK総合テレビ
 SONGS 工藤静香・中島みゆきを歌う
 2008/11/12 午後11:00~

 再放送予定 (下記のサイトに記載されていた情報)
  11/15 NHK総合 午前3:15~
  11/19 NHK BS2 午前8:30~

番組のサイト (NHKオンライン)
 SONGS|放送予定|第67回 工藤静香
  http://www.nhk.or.jp/songs/program.html


30分たらずの短い番組だったが、よかった。
生演奏ならではの音楽本来の魅力をじゅうぶん堪能したのだった。

私は、こういうライブ映像が好きだ。

レコーディングとちがって、いわば一発勝負だから(もちろん、リハーサルはあるにせよ)、音程がぶれたりするけれど(もともと、音程がしっかりしている歌い手ではない)、そんなことはどうでもいいと思わせるほど、生の音楽映像は迫ってくる。

音楽って、このように作るんだな。
バック・ミュージシャンの演奏やコーラスを見ながら、そう思う。


番組で紹介された、中島みゆきと工藤静香の深いつながりも、私にはうれしかった。。
中島みゆきから工藤静香へのメッセージが流された。
中島みゆきらしくおちゃらけたコメントは、彼女の照れ隠しであろうが、そののなかに、あたたかいものを感じた。


工藤静香が番組の中で言ったことばが、なかなかいい。

 「中島みゆきさんの言葉は、色、だと思うんです……」

みずから絵を描く工藤静香が、中島みゆきの楽曲の魅力を表現したことばである。
つまり、絵画の色のように、中島みゆきが生み出す歌詞の世界は無限だと。
まったくそうだと、私も思う。

中島みゆきが紡ぎだす歌の言葉は、魔法のようである。
あらためて敬服。

新曲 「雪傘」 (中島みゆき 作詞・作曲) も、はじめて聴いたが、いい歌だった。



さて、寝なくちゃ。

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【楽】工藤静香と中島みゆき

毎朝起きると、NHK総合テレビをつける。
天気予報の確認と、でかけるまでの時計がわり、あとはニュースをなんとなく見るだけだが。
(民放のかしましい朝番組は見る気がしないので、NHKをつけているだけ)

今朝、夜の番組紹介で、工藤静香が中島みゆきの曲を歌う30分番組のことを知った。


NHKオンライン
 SONGS|放送予定|第67回 工藤静香
  http://www.nhk.or.jp/songs/program.html

あいにく、私が寝てしまう深夜の時間帯なので(11/12 午後11時~)、ビデオ予約した。


ついせんだって、工藤静香が中島みゆきの歌をカバーしたアルバムを聴き感心したばかりなので、この映像は楽しみである。

工藤静香は、好きな女性歌手のひとりだ。
あの、ちょっと気の抜けたような歌い方がなんともいえない(けっして皮肉ではない)。
彼女には、しっかりした存在感を感じる。

「オーラ」 とまでは言わないが、すぐれた歌い手だけがもつ、人を惹きつけるちから、とでも言おうか。
なかなかの人だ。

この11月には、中島みゆきが書下ろした新曲 「NIGHT WING/雪傘」 もリリースしたという。
そのうち、CD店でものぞいてみようと思う。


Kudou_shizuka_my_precious工藤静香 『MY PRECIOUS』
  2008.8  ポニー・キャニオン

このアルバムについては、10月13日にこのブログで紹介した。

【楽】工藤静香 MY PRECIOUS (2008/10/13)
http://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/my-precious-584.html

ひさしぶに、良質のアルバムに出会った。
もちろん、中島みゆきの楽曲のよさに負うところが大きいのだが。

ところで、まったくの余談だが、彼女はキムタクと結婚してから歌がいっそうよくなったし、人間的な深みが増したと思う。
いい夫婦である。

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