読書サークル・小平 2016年1月開催案内
第32回 読書サークル・小平
2016年 1月17 (日) 14:00~16:00 終了
会場 小平市立中央公民館 地下 和室 「つつじ」
小平市小川町2-1325
あらたに参加される方は メールで図書館友の会事務局までご連絡ください。
当ブログ左上に記載のメールアドレス宛でもけっこうです。
テキスト(課題本)
『民主主義ってなんだ?』
高橋源一郎×SEALDs 著 河出書房新社 2015年9月発行
197ページ 1,200円(税別)
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第32回 読書会のご案内
テキスト : 高橋源一郎×SEALDs 『民主主義ってなんだ?』 (河出書房新社)
日 時 : 2016年1月17日(日)14時~
場 所 : 小平市中央公民館「つつじの間」(地下1階)
主 催 : 読書サークル・小平 (連絡先 090-5629-6583 大森)
今回の本のテーマは、「民主主義」です。
ところで、DEMOCRACYを「民主主義」と訳すのは誤訳ではないですか?
DEMOは「民衆」で、CRACYは「統治(政治)」で、あえて訳すと、「民衆政治」です。
社会には多くの人が生きているので、「民衆が参加して多数決で決定する」程度の
意味でしょう。単なる意思決定の技術?
ところが、「民主主義」には、何か「いいもの」のようなニューアンスがあり、
よく「民主主義を守れ」など何か「普遍的な価値」があるように言われます。
本書では、50ページあたりで「アテナイ(ギリシャ)の民主主義」等で議論されています。
またまた、ところでですが、「自由」という言葉は明治前期に福沢諭吉によって
「真平御免」と訳されていました。「真平御免だ、あっしには関係ないことでござんす」
(木枯紋次郎)ぐらいのニューアンス?
子供に粗相があり叱ると、「個人の自由だ」と反論されると追及しにくいですが、
これが「個人の真平御免だ」と舌打ちされると、「バカ野郎、俺はお前のオヤジだ。
関係ないことはない」と叱ることもできるでしょう。
「自由」というコトバも理想化されすぎでは?
当日、「民主主義」ではなく「民主」が「機能」する案を提示します。
次回テキスト : 例年どおり「2016年新書大賞」の発表を見て考えましょう。
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(案内ちらし)
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