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読書サークル・小平 2016年3月開催案内

第33回 読書サークル・小平
 2016年3月13 (日) 14:00~16:00頃  終了

 会場 小平市立中央公民館 地下 和室 「つつじ」
     小平市小川町2-1325

 あらたに参加される方は メールで図書館友の会事務局までご連絡ください。
 当ブログ左上に記載のメールアドレス宛でもけっこうです。
 

テキスト(課題本)

『文系学部解体』
  室井 尚 (むろい・ひさし) 著  角川新書  2015年12月発行
  238ページ  800円(税別)

 案内ちらし (クリックで拡大表示)

20160313_dokushokai2_2

 文部科学省から国立大学へ要請された「文系学部・学科の縮小や廃止」は、文系軽視と大きな批判をよんだ。自ら考える力を養う場だった大学は、いつから職業訓練校化したのか。
教養を身につけ、多様性を受け止める場だった教育の現場が新自由主義の波に晒されている。競争原理が持ち込まれ、その結果もあいまいなままにさらなる効率化が求められ、目に見える成果を求められている。そもそも教育の成果とはなんなのか。すぐに結果が見えるものなのか?

 著者は、この問題が静かに、そして急速に進められつつあった当初から問題を指摘してきた現役の大学教授。「中の人」として声を上げたブログは、10万アクセスにも及んだ。著者が所属する学科は、今回の要請で一方的に「廃止」を宣言されている。1990年代に当時の政策で新たに創設された新設学科だったが、教員たちの尽力もあって、いまや受験生に人気の学科となっていた。にもかかわらず、一方的に廃止が告げられたのである。

 その決定に率直に憤り、今や瀕死といっても過言ではない教育の現場を嘆きながらも、大学の存在意義を感じ、希望を見出そうとする著者。大学への希望を見出そうとする思いにあふれた渾身の書。 (Amazonより)

[目次]
第1章 国立大学改革プランの衝撃―文系学部はいらない?
第2章 大学改革はいかに進められてきたのか
第3章 戦前の大学と戦後の大学
第4章 大学が崩壊する
第5章 大学をどうやって守っていくか?
終章 それでも大学は死なない

著者紹介 室井 尚 (ムロイ ヒサシ)

1955年3月24日、山形市生まれ。横浜国立大学教育人間科学部教授。京都大学文学部卒業、同大大学院文学研究科博士後期課程修了。帝塚山学院大学専任講師などを経て、92年から横浜国立大学助教授、2004年から現職。01年には「横浜トリエンナーレ2001」で全長50mの巨大バッタバルーンを含む複合アートを制作、11年にはクシシュトフ・ヴォディチコ氏を招き、学生たちと新作プロジェクション・アートを制作するなど、ジャンルを超越した分野で活躍。

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