読書サークル・小平 2018年5月開催案内
第46回 読書サークル・小平
2018年5月27 (日) 14:00~16:00頃 終了
会場 小平市立中央公民館 学習室1
小平市小川町2-1325
友の会会員以外の方も お気軽にご参加ください。
あらたに参加される方は メールで図書館友の会事務局までご連絡ください。
当ブログ左上に記載のメールアドレス宛でもけっこうです。
テキスト(課題本)
『日本史のツボ』
本郷和人 著
文春新書 2018年1月発行 907円(税込)
『日本史の内幕
―戦国女性の素顔から幕末・近代の謎まで』
磯田道史 著
中公新書 2017年10月発行 907円(税込)
『日本史のツボ』 内容紹介 ―Amazonより―
日本史は暗記科目じゃない!
天皇、土地、宗教、軍事、地域、女性、経済。七つのツボを押さえれば、日本史の流れが一気につかめる。
最もコンパクトな日本通史、登場。
大事なのは疑問を出す力、仮説を立てる力、そして常識の力。
人気歴史学者が面白くかつ明快に日本史を解説する。
「天下分け目の関ヶ原」は三度あった
律令制は「絵に描いた餅」
応仁の乱、本当の勝者は?
銭が滅ぼした鎌倉幕府
皇位継承 ヨコとタテの違い
川中島の戦い、真の勝者は武田信玄
貴族と武士の年収は一桁違う?
などなど、目からウロコのトピックも満載
『日本史の内幕』 レビュー ―Amazonより―
好調の日本史本のなかでも「磯田歴史学」が絶好調の秘密
来年のNHK大河ドラマ『西郷(せご)どん』で時代考証を務める、気鋭の歴史学者の最新エッセイ集が絶好調だ。映画化もされた『武士の家計簿』を始め、既に数々のヒット作のある著者だが、本書は刊行から2週間弱で10万部を突破。その後もペースの落ちない異例のロケットスタートぶりだ。
「著者のテレビ出演が増えたことや、『応仁の乱』から続く中公新書の歴史ものの好調もあってか、歴史の本をあまり手に取らないような読者にも幅広く届いている印象です」(担当編集者)
江戸や幕末の民衆の暮らしを史料から細やかに想像し、徳川家康や坂本龍馬といった大人物たちの意外な一面を掘り下げ、井伊直虎のようにややマイナーな人物にも光を当てる。天災の記録を現代の災害対策と結びつける、アクチュアルな発言でも知られる。そんな多面的な「磯田歴史学」のエッセンスが、いい意味で学者離れした、滑らかな文章で詰め込まれている。
「一篇が数ページのエッセイに、史料や史跡の研究に基づく新たな発見が惜しげもなく盛り込まれる。アウトプットは柔らかでも、インプットは骨太。それが著者の持ち味です」(担当編集者)
前書きで著者は、古文書にきちんと向き合うことの大切さを熱く語っている。本書はまさにその実践の成果。歴史学への入門書であると同時に、日本史に一家言ある人に気付きを与える一冊にも仕上がっている。
評者:前田 久 (週刊文春 2017.11.30 号掲載)
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