YAを楽しむ会 活動予定(2018年10月・11月)
YAを楽しむ会 活動予定 2018年10月~11月
2018年
■ 10月19日 (金) 10:00~ 終了
会場 元気村第2会議室
『愛ときどき曇り』 ジョン・ロウ・タウンゼンド/著 神宮輝夫/訳 晶文社
『秘密の道をぬけて』 ロニー・ショッター/著 千葉茂樹/訳 あすなろ書房
■ 11月16日 (金) 10:00~ 終了
会場 元気村第2会議室
『ある晴れた夏の朝』 小手鞠 るい/著 偕成社
『泥』 ルイス・サッカー/著 千葉茂樹/訳 小学館
― Amazonより ―
『愛ときどき曇り』 ジョン・ロウ・タウンゼンド
ジェニー17歳。いま一番興味あるのが,カメラ。わたしだけのカメラがほしいの。でもパパの返事はNO!パパのカメラを使いなさいって。ある日ブライトンの海岸で撮影中、ファインダーにちょっとくたびれた男の子の靴が入ってきた。「そのカメラをお借りできないでしょうか」…これがサムとの初めての出会いでした。無骨なサムと夢見がちなジェニー。イングランドの町々を舞台にカメラを仲立ちに育まれる愛を、英国を代表する児童文学作家が心をこめて描いた、爽やかなものがたり。
『秘密の道をぬけて』 ロニー・ショッター
10万人もの逃亡奴隷を助けた秘密組織〈地下鉄道〉には、駅長と車掌、そして10歳の少女、アマンダがいた。奴隷逃亡を助けた一家の物語。
『ある晴れた夏の朝』 小手鞠るい
アメリカの8人の高校生が、広島・長崎に落とされた原子爆弾の是非をディベートする。肯定派、否定派、それぞれのメンバーは、日系アメリカ人のメイ(主人公)をはじめ、アイルランド系、中国系、ユダヤ系、アフリカ系と、そのルーツはさまざまだ。はたして、どのような議論がくりひろげられるのか。そして、勝敗の行方は?
出版社からのコメント
反戦をテーマにした児童文学は、ほぼその刊行国の視点で描かれる場合が通例だが、この作品は、日本人作家による、アメリカ側の視点で描かれた物語である。メインテーマは原爆の是非だが、それぞれの登場人物のおかれた立場から、真珠湾攻撃、日中戦争、ナチズム、アメリカマイノリティなどにも話が及ぶ。
「先の日本で行われた戦争とは、なんだったのか」
日本の若い読者にとっては、対戦国であったアメリカのいまの若者たちの姿を通して、客観的にこのことについて考えることができるだろう。
日本人作家による、YAジャンルのあたらしい試みともいえる作品。
『泥』 ルイス・サッカー
これまでにない近未来パニック小説。
タマヤたちの小学校は、立ち入り禁止の森に囲まれていた。森には、サンレイ・ファームという農場がある。クリーンなエネルギーを研究しているらしい。
タマヤの大事な友だちマーシャルは、いじめっ子の存在に悩んでいた。この日も、いじめっ子チャドが待ち伏せしていることを知り、いつもの道をさけて帰ろうと森の中に入り込む。心配したタマヤも後を追った。しかし、このことに気がついたチャドが、追いかけてきたのだ。
森の中でつかみ合いになり、タマヤは、マーシャルを助けるために、足下にあった泥を投げつけた。ブクブクと泡を出している無気味な泥、手に取ると生暖かい。タマヤとマーシャルは、必死にその場を逃げ出した。
翌日、いじめっ子は、学校に来なかった。
そして、タマヤの手にできた水ぶくれは、どんどんひどくなり、広がっていった。
"あの泥"が原因に違いない!
あの森で、なにか恐ろしいことが起きている・・・・・・。
何が起きているのか?
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