2019年7月14日(日)
朝から、雨。
午後にはあがったが、終日、梅雨空。
いつもより早く起きて、8時頃のバスに乗り、狛江へ。
沖縄映画祭、今日は狛江の中央公民館。
10時から「米軍が最も恐れた男・カメジロー」。
アメリカ占領下の沖縄で米軍に挑んだ男・瀬長亀次郎のドキュメンタリー。107分。
名前だけは知っていたが、この魅力的な男の半生が描かれていて、面白かった。
亀次郎本人の映像、肉声もあった。
昼は、市民センター(図書館、公民館)の中のレストランで、タコライスを食べた。
午後は、13時半から「海辺の生と死」。155分の長編劇映画。
島尾敏雄とミホの実話をモデルに描いた、見応えのある映画だった。
ミホ役(映画では、トエ)を演じていた女優(満島ひかり)の演技が光っていた。
劇映画なので、作り物の感は否めないが、奄美・加計呂麻島の子どもたちが上手に描かれていたと思う。島尾敏雄(映画では、朔中尉)については、私が勝手に想像していた実像のイメージとはギャップがあったが、ああいう誠実な青年将校だったのだろう。
夕方になったが、夕食には早かったので、駅前のドトールに行き、どら焼きとコーヒーで小腹を満たした。
三本目の映画は、17時から「南島残照 女たちの針突(ハジチ)~沖縄・宮古諸島のイレズミ~」。
ドキュメンタリー、64分。
1984年の記録映像を2014年に映画化したもの。
撮影当時、90歳前後の女性に、ハジチについて語ってもらう内容。
上映後、予定になかった監督(北村皆雄さん)のトークもあって、興味深かった。
映像では、高齢の女性たちのイレズミばかりで、正直なところ、美しいものとは思えなかったが、若い頃のイレズミは、さぞ鮮やかなものだったのだろう。
監督が見せてくださった資料(イレズミのイラスト)を見ると、彫られた文様にさまざまな意味が込められていたことがわかる。
監督に、入れた当時の写真などが残っていないのかと、質問してみたが、無いらしい。
18時20分頃、今日の映画三本を見終わって、狛江から登戸経由で立川に戻り、バスで帰宅。
今日は、19時から豊岡マッシーさんのライブもあったのだが、帰りが遅くなりそうなので参加しなかった。
(マッシーさんの演奏は、以前、高円寺で開かれた沖縄演芸のイベントで、一度、観ている)
明日、この映画祭の最終日。
上映される三本を、すべて観る予定。
(21:30記)
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