2019年7月22日(月)
昨夜7/22も外出、帰宅が午後11時半だったので、これは翌日朝の記。
朝から雨模様。
今週は住棟の掃除当番にあたっているため、いつもより30分早く起床して、共用部分とエレベーター内の掃除。
昼間、買い物。
夕方、4時頃のバスで最寄り駅へ。
そこから西武線で西武新宿駅。
小雨がぱらつき始めた。
長い地下道を歩いて花園神社を目指す。
途中、紀伊國屋書店新宿本店に寄り、気になっていた新書を一冊購入。
地下のうどん屋で軽く夕食。
懐かしい新宿花園神社の境内。
今は昔、上々颱風の七夕ライブに何度通ったことだろう。
午後6時前に到着。
チケットは指定席を予約してあり、当日引き替えの行列に並ぶ。
時おり雨粒が落ちてきたが、傘はいらないほど。
境内の樹木が雨を遮ってくれる。
特設テント前で、期待に胸をふくらませながら待つ。
午後6時からチケット販売。
予約以外に、当日券を求める人も多数。
千穐楽ということもあり、超満員になりそう。
午後6時半、自由席の人から順に入場。
私の席は上手、前から2列目という特等席が割り当てられていた。
椿組2019年夏・花園神社野外劇
「芙蓉咲く路地のサーガ ―熊野にありし男の物語―」
原作:中上健次、脚本・演出:青木豪、主題歌:山崎ハコ
ハコさんが主題歌を歌って出演、ということで観に行くことにした芝居。
途中10分の休憩をはさみ、2時間半の舞台。
中上健次の小説を読んでいないが、配られたパンフレットに登場人物の「相関図」が掲載されていて、なんとか頭に入れる。
思っていたほど複雑な内容でもなく(狂言回し的な役の”モン”という女性が、上手に進める構成)、芝居に集中できた。
主役”竹原秋幸”を演じた俳優(加治将樹さん)の存在感が、すばらしかった。
大がかりな舞台セット、大勢の黒子、黒子が操る人形(子役)、場面転換の妙、等々、よく練られた内容だった。
そうか、中上健次が描く世界とは、こういうものだったのだな、と納得。
ラスト、舞台後方の幕がサッとあがって、新宿の街をバックに、正面のライトに照らされて”秋幸”が去って行くシーン。
芝居ならではのカタルシスだった。
舞台上から、芙蓉の枝花を満載したセットが下りてきて、ハコさんの主題歌が流れる。
そこに、下手に組まれたセットの階段上、ハコさんがスポットライトを浴びて登場。
マイク片手に歌いながらステージに登場。
なんと素晴らしい幕切れか。
出演陣が舞台(といっても土間だが)に並び、主催者の外波山文明さんの挨拶。
スマホを取り出して写真を撮る。
終演後、出口で俳優陣にまじってハコさんも、お客の見送りに出ていた。
会場でハコさんのファン仲間に会う。
何人も来ていたはずだが、ろくに挨拶もせず、打ち上げにも参加しないで会場を後にした。
いい体験ができた夜だった。
最寄り駅から、なんとか終バスに乗ることができた。
帰宅後、シャワーを浴びて、すぐに寝てしまった。
(7/23 9:00記)
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