2019年7月27日(土)
熱波、最高気温32度、南寄りの風が強い。
台風6号は熱帯低気圧に勢力を落として、本州を縦断中。
明日には太平洋沖に去ってしまうという予報。
昼間、窓を開け放ち、扇風機とサーキュレーターで過ごす。
夕方から、窓を閉めてエアコンを入れる。
朝、住棟掃除当番で拾い集めたゴミの整理。
落ち葉やら、拾ったゴミやらが混在していたビニール袋から、プラ、可燃ゴミ、落ち葉を分別する。
混在したままだと、無料回収されないらしい。
掃除で出たゴミでも、プラ、可燃ゴミは有料ゴミ袋に入れないといけない。
家人は、たまっていた洗濯物を洗って、干す。
私は本を読んで過ごす。
あ、室内掃除もした。
ノーマ・フィールド/大島かおり訳『天皇の逝く国で [増補版]』、ようやく読了。
読書メーター(ネット)に感想を書く。
255文字以内に感想をまとめるのは、むずかしい。
<米国軍属を父に、日本人を母に持つバイリンガルの著者が、日本語で考え、英語で出版し、日本語に翻訳という経緯の本。1988年秋からの昭和天皇(著者はアメリカ流に天皇ヒロヒトと呼ぶ)の大病と翌年の崩御。タイトルの「天皇の逝く国」とは、天皇制がしみついたこの国を指す。ある意味で”菊のタブー”に踏み込んでしまった三人(沖縄国体で日の丸を焼いた知花昌一、自衛隊員だった夫の靖国合祀に抵抗した中谷康子、天皇ヒロヒトの戦争責任に言及して暗殺されかかった長崎市長・本島等)を訪ね、考え、論及する。その姿勢の誠実さに打たれる。>
<(続き)日本で生まれ育った「混血児」としての著者の生い立ち、苦悩、家族や周囲の人々との交流、そういった個人的・日常的な視点を大切にしている著者の姿勢が小好ましく感じられ、そういう著者ならではの見方、考え方、発想が新鮮で、啓発を受けた。いい本に出会えた。(中川成美著『戦争を読む 70冊の小説案内』岩波新書・2017年で、この本を知った)>
いい本だったので、フェイスブックでも紹介した。
(16:35記)
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