2021年10月7日(木)
気温があがらず、肌寒い日。
19度ー22度。
霧雨も。
図書館で本を返却。
新刊書店で取り寄せた本(文庫1、ムック2)を受け取る。
ムックは、BRUTUSの村上春樹特集号と、別冊太陽のアイヌ特集号。
4日前から読んでいた、村上春樹『村上さんのところ』を、ようやく読了。
今日手に入れた文庫を、さっそく読み始める。
高野秀行さんの長年の友人(盲目のスーダン人)が書いた本。
『わが盲想』
ポプラ文庫 も4-1
モハメド・オマル・アブディン
ポプラ社 2015年2月 297ページ
要旨
紛争が続く祖国スーダンを飛び出し、盲目の青年・アブディンがめざしたのは、未知の国ニッポン。言葉も文化もわからない、しかも見えない世界で、幾多のピンチや珍事に見舞われながらも、ユーモアいっぱいに切り抜けていく様を、音声読み上げソフトで自ら綴った異色の青春記。
目次
トライ(渡来)
初めて日本を食べる
スーダンへ強制送還の危機
同時に三か国語を学ぶ
雪の上にも三年
酒って避けては通れない道
第二の青春
社会人というカルト宗教
裸足から二足のわらじへ
スピード違反婚
寿司が証明した赤い糸
見えない敵との戦い。そして…
著者紹介
アブディン,モハメド・オマル (アブディン,モハメドオマル) Abdin,Mohamed・Omer
1978年、スーダンの首都ハルツームに生まれる。生まれたときから弱視で、12歳のときに視力を失う。ハルツーム大学生だった19歳のとき、国際視覚障害者援護協会の招聘を受け来日。福井県立盲学校で点字や鍼灸を学ぶ。その後、筑波技術短期大学を経て、東京外国語大学に入学。同大学大学院地域文化研究科国際協力専修コース平和構築・紛争予防コースを修了。現在は同大学特任助教。2007年にはNPO法人「スーダン障害者教育支援の会」を立ち上げ、視覚障害を持つ母国スーダンの子どもたちの学習支援にも尽力している。
(17:40記)
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