2023年5月15日(月)
終日、小雨。
14度→18度。
ぐずついた天気が続いている。
昼食、ジョリーパスタで。
行き帰りに、買い物。
今日も『アフリカの日々』を読み続ける。
カタカナの馴染みのない人名・地名がいっぱい。
おまけにセンテンスが長く、紙面にぎっしり活字が並ぶ、難物。
昨夜、途中で読むのをやめて図書館に返却しようと思ったほど。
思い直して、最後まで読んでみようと。
「アフリカの日々」
すみれ色の青空と澄みきった大気、遠くに揺らぐ花のようなキリンたち、作物を食べつくすイナゴの群れ、鉄のごときバッファロー。風と合体し、土地の色と匂いに同化したものだけが、ここでは生きのびられる。北欧の高貴な魂によって綴られる、大地と動物と人間との豊かな交歓。
「やし酒飲み」
わたしは、10になった子どもの頃から、やし酒飲みだった。頭ガイ骨だけの紳士、不帰の天の町、白い木の誠実な母、死者の町……。レーモン・クノーやT・S・エリオットの絶賛を浴びて各国語に翻訳された、アフリカ発世界文学の金字塔。
〈ぼくがこの作品を選んだ理由 池澤夏樹〉
「アフリカの日々」
一人のデンマーク女性のこのメモワールは、ヨーロッパ人とアフリカ人の出会いが最もうまくいった例だ。1978年、ぼくはこれに惹かれてケニアまで行った。
「やし酒飲み」
森や異界に畏怖を感じながら、駆け引きを使ってその畏怖の相手から宝物を得る。これを読む間はずっと恐い夢を見ているような気持ちだけれど、でも読者はその夢をずっと見ていたいと思う。
本文530ページのうち、310ページまでたどり着いた。
外国文学は難しい。
が、読み方によっては面白みもある。
(16:50記)
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