【山】尾瀬ヶ原
尾瀬の地図を見るとわかるが、東側の尾瀬沼にくらべて西側の尾瀬ヶ原は広い。
尾瀬ヶ原へ入るには、南(群馬県側)の鳩待峠が便利だが、ここはとても混雑する。
一般車両は戸倉止まりだが、戸倉から鳩待峠までマイクロバスが入るので、ミズバショウのシーズンなど、そうとうな人でごったがえす。
鳩待峠から尾瀬ヶ原へは、下りの山道。
水平距離3キロ、高度差150メートル、歩行1時間ばかりで、尾瀬ヶ原の西南端「山ノ鼻」に着く。![]()
山ノ鼻には、山小屋3軒とキャンプ指定地がある。
ぼくが訪れた1988年には、山ノ鼻から至仏山へ登る登山道があったが、崩壊がひどくなったために、その後、閉鎖されたと聞く。
鳩待峠から至仏山へ、約3時間半の登山コースが利用可能。
鳩待峠から尾瀬ヶ原への川筋には、ミズバショウが見られる。
尾瀬ヶ原には無数の池塘(高層湿原の池)が散在し、木道の上を歩く。
山ノ鼻から北東の下田代十字路(見晴)まで、約6キロの道のり。
2時間ほどかかる。見晴(みはらし)には、6軒の山小屋がかたまっている。
また、山ノ鼻と見晴の中間に、竜宮十字路があり、竜宮小屋が建っている。
この小屋には、1991年の6月に泊めてもらったことがある。
ぼくが尾瀬を訪ねた時期は、花といえばミズバショウぐらいで、尾瀬ヶ原はまだ枯野原だった。ワタスゲ(花期5月~6月初め)、リュウキンカ(花期5月~6月中旬)も、盛りを過ぎていて少ししか見られなかった。
新井幸人さんの写真集 『尾瀬 四季と花』 (偕成社・1989年出版、写真展でサインをもらった)の表紙のように、7月の最盛期にはニッコウキスゲの大群落が見られるらしい。
ヒツジグサ(花期7月~8月中旬)、オゼコウホネ(花期6月下旬~8月)も、池塘を飾る水草である。
1988年6月下旬、ぼくは尾瀬沼北岸をまわって、沼尻(ぬしり)から下田代十字路を経由し、山ノ鼻へと歩いた。
前日(6/21)燧岳に登り、翌日(この日は奇しくも誕生日だった)尾瀬ヶ原をまわって至仏山へ向かったのである。![]()
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(写真左から)
沼尻の休憩処
(長蔵小屋経営)
ここの蕎麦がおいしい。
下田代十字路(見晴)から南西に見える至仏山。
北西にみえる景鶴山(けいづるやま)。
<尾瀬ヶ原の北側に景鶴山がある。 これなども平鶴山と書いた文献もあるそうだから、ヘエズルから来たのに相違ない。 ヘエズルは匍いずるのなまったもので、トラヴァースの意である。> (深田久弥 『日本百名山』 至仏山)![]()
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(写真左)
尾瀬ヶ原から見た燧岳。
(写真中)
竜宮から見た至仏山。
(写真右)
山ノ鼻の山小屋。
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