【楽】【読】Portrait in Jazz
図書館へアルバータ・ハンターの伝記を返しにいったついでに、こんな本をみつけて借りてきた。
『Portrait in Jazz』 和田誠 / 村上春樹
新潮社 1997.12.20
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4103534079
和田誠が描いた26人のジャズ・ミュージシャンのポートレイトと、村上春樹の文章。
それに、村上春樹が選んだと思われる、各々のミュージシャンのアルバム・ジャケット写真が掲載されている。
和田誠の絵が、なんともいえず味があって、いい。
「Portrait in Jazz」 といえば、ビル・エヴァンスの有名なアルバムを思いだす。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000000Y59
このジャケット写真が秀逸。
まるで大学教授のようなビル・エヴァンスの澄ましたポートレイトだ。
この本でとりあげられているエヴァンスのアルバムは、「Waltz for Debby」 で、音楽内容はもちろん素晴らしいのだが、ジャケットがまた洒落ている。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000000YBQ
Debbyというのは、エヴァンスの姪の名前。
その姪に捧げたワルツ曲が、アルバムのタイトル曲である。
そんなエピソードを知っていると、この少女のシルエットがなんとも可愛らしく見えてくる。
ところで、私がこのところ評伝を読んだり、アルバムを聴きなおしているエリック・ドルフィーだが、この本では 「Out There」 という、1960年8月に録音された初期アルバムがとりあげられている。
オリジナルのジャケットは、私が持っている輸入盤LPとちがって、無名画家によって描かれたと思われる、不思議な絵なのだった。
左がオリジナル盤、右がその後のジャケット。
ドルフィーの初期アルバムには、こういう例が多い。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000EMGIH8
邦題 「惑星」 と名づけられた、最初のリーダー・アルバム 「Outward Bound」 も、そうだ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000H0MNNU
左がオリジナル盤、右がその後のジャケット。
私が持っているのは右で、購入当時は、ドルフィーの国内盤がなくて輸入盤ばかりだった。
最近は、オリジナル・ジャケットに人気があるようで、発売される時はオリジナル・ジャケットが使われることが多いようだ。
でも、並べてみると、ドルフィーの写真が使われた再発売盤のジャケットもなかなかだと思うのだ。
ジャズのアルバム・ジャケットは、見ているだけで嬉しくなるものが多いなぁ。
雨の日曜日、ジャズのアルバムを聴きながらすごしている。
| 固定リンク | 0
「【読】読書日誌」カテゴリの記事
- 【読】2026年8月に読んだ本(読書メーター)(2026.09.02)
- 【読】2026年7月に読んだ本(読書メーター)(2026.08.01)
- 【読】2026年6月に読んだ本(読書メーター)(2026.07.01)
- 【読】2026年5月に読んだ本(読書メーター)(2026.06.01)
- 【読】2026年4月に読んだ本(読書メーター)(2026.05.01)
「【楽】音楽日誌」カテゴリの記事
- 【雑】2025年を振り返る(2025.12.30)
- 【楽】ぼちぼちいこうか 2023年総集編(ライブ編=その他)(2023.12.27)
- 【楽】ぼちぼちいこうか 2023年総集編(ライブ編=西川郷子さん)(2023.12.27)
- 【楽】2023.11.5「星ノ飛ブ夜」ライブ(祖師ヶ谷大蔵「カフェムリウイ」)(2023.11.06)
- 【楽】ラブジョイ「妙」(2023.09.24)
「村上春樹」カテゴリの記事
- 【読】2025年に読んだ本(メモ)(2025.12.30)
- 【読】2025年10月に読んだ本(読書メーター)(2025.11.01)
- 【読】2025年9月に読んだ本(読書メーター)(2025.10.01)
- 【読】2025年8月に読んだ本(読書メーター)(2025.09.01)
- 【読】池澤夏樹さんは、村上春樹をどう評価しているのかな?(2025.08.31)


コメント
もちろん、この本は私の愛読書です。並行して発売されたCD二枚も持っています。LPジャケットの魅力は、CDの比ではありませんね。この二日忙しかったのですが、私もレコードに針を落としてみたくなりました。
投稿: 玄柊 | 2007年9月30日 (日) 16時49分
>玄柊さん
これは、いい本ですね。
図書館から借りてきたので読んでみます。
この本に関連してCDも出ているんですか?
最近、レコードを聴くことが多くなりました。
CDで再発売されている昔のレコードも多いのですが、やはりLPジャケットの方が大きくて、ながめているだけでもいいものですね。
投稿: やまおじさん | 2007年9月30日 (日) 18時50分