【読】岩波新書「シリーズ日本近現代史」
こんなシリーズが出ている。
岩波新書 「シリーズ日本近現代史」 全10巻 (新赤版 1042~1049)
岩波書店>岩波新書
http://www.iwanami.co.jp/hensyu/sin/
※ 興味をもたれた方は、このサイトで内容がよくわかるのでご覧いただきたい。
『⑤満州事変から日中戦争へ』 加藤陽子
『⑥アジア・太平洋戦争』 吉田 裕
この二冊が、私の関心対象と重なるので、すこし前に買っていたが(まだ読んでいない)、今日、もう一冊手に入れた。

『①幕末・維新』 井上勝生
まえがきとあとがきだけでも目を通しておこうかなと思い、 帰りの電車の中でパラパラ見ていたら、ついつい本文を20ページほど読んでしまった。
読みかけの本が二冊になることは、たまにあるが、さてどうしようかな。
この本は、幕末の 「黒船来航」 からはじまるが、これまで私の知らなかったことが書かれていて、じつに面白い。
<黒船来航から、明治維新へ――激しく揺れ動いた幕末・維新とはどういう時代だったのか。 東アジア世界に視点をすえ、開国から西南戦争までを最新の研究成果をとりいれて描く新しい通史。 従来から「屈服」したといわれてきた幕末の外交を再評価し、それが成熟した電灯社会に基づくものであることを明らかにする。 維新史を書き直す意欲作。> (本書 カバー)
たしかに、私などが学校で教わってきた幕末・維新のイメージとは、ずいぶんちがう。
著者によると、「1980年代頃から、日本でも江戸時代後期の見方が新しく変わってきた」という。
「かつて日本は、欧米の文明に対して、半未開と位置づけられ、日本の側でも維新政府以後は、そうした評価をすすんで受け容れてきたのであったが、それから、ようやく解き放たれたのである。」 (本書 「はじめに」)
また一枚、私の目からウロコが落ちそうだ。
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コメント
最近、新書ががんばっていますね。PHP新書も、すごいベストセラーを出したようです。岩波は、相変わらずの硬派を保っています。
投稿: 玄柊 | 2008年2月16日 (土) 08時50分
>玄柊さん
PHP新書から勢古浩爾さんの本が三冊出ていて、わりと面白かった。
『「自分の力」を信じる思想』
『おやじ論』
『ああ、自己嫌悪』
すごいベストセラーというのは、例の「品格」ものかな?
そういえば、私の手許にあるそれほど数もない本の中で、新書が占める割合は高い。
場所もとらないし、書き下ろしがほとんどなので、新書は面白いですね。
投稿: やまおじさん | 2008年2月16日 (土) 09時23分