【読】ひなまつり
今年は雛人形を出さなかったけれど、今夜は五目寿司をいただいた。
こどもはいなくても、大人にとって(とくに女性)、いくつになってもこの日は特別らしい。
家人の姉妹たちも、みんな、五目寿司をつくったという。
近所にちいさな女の子がいた頃は、毎年、お呼ばれしたものだ。
雛人形は、いいな。
椎名誠夫人である、エッセイストの渡辺一枝さんに 『ひなまつり』 という、すてきな本がある。
手づくりの雛人形の写真(椎名誠氏撮影)と、一枝さんのエッセイの、かわいらしい本だ。
もう手元にないけれど、いい本だった。
渡辺一枝 『ひなまつり』
情報センター出版局 1987/2/8
お嬢さんの葉さんは翻訳家兼エッセイストになり、息子さんの岳くんはボクサーから写真家になったそうだ。
ひと頃、椎名誠さんの本にはまったことがあり、次々と読んでいた時期があった。
16ミリ映画 『ガク物語』 を、紀伊国屋ホールまで見にいったこともあったっけ。
いつ頃からか、ぴたりと読むのをやめてしまった。
渡辺一枝さんのエッセイも好きだったが、あまりたくさんは読んでいない。
一枝さんは、満州生まれのはず。
椎名さんの一家が、長らく、この小平市に住んでいらしたのは有名な話。
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コメント
私も今年はおひな様を出せませんでした。
でも五目寿司は作りました。
九州の太宰府天満宮の参道にあるお店で買った
焼き物の男雛と女雛です。なかなか渋くって
素敵なおひな様なのですよ。
投稿: モネ | 2008年3月 4日 (火) 21時30分
>モネさん
二月はたいへんでしたね。
五目寿司、つくられましたか。
家人の姉も、7年前に亡くなった母(私にとっては義母)の写真に供えたことでしょう。
うちの雛人形(内裏様)も、焼き物です。
少し大ぶりですが、気に入っています。
家人がお友だちからいただいたものです。
⇒https://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/2007/02/post_9e26.html
投稿: やまおじさん | 2008年3月 4日 (火) 21時43分