【読】もうすぐ読了(船戸与一『満州国演義4』)
船戸与一 『満州国演義 4 ―炎の回廊―』
新潮社 2008/6/20発行 2000円(税別)
残すところあと40ページほど。
昭和11年(1936)2月26日、東京に三十年ぶりの大雪が降った日。
いわゆる二・二六事件の様子がくわしく描かれている。
この事件を扱った書物は数多いが、さすがに船戸与一の筆致はするどい。
秩父宮雍仁親王(大正天皇の第二皇子、つまり昭和天皇の弟)の動きが興味ぶかい。
戦前、天皇の弟宮たちは軍人になる決まりだった。
当時、秩父宮が弘前の第三十一連隊を率いて決起部隊に合流するという風説が流れたが、帝都には戒厳令がしかれ、叛乱部隊は天皇の命によって原隊復帰を命じられた。
石原莞爾大佐は反乱軍に自決を勧めた。……等々、私の知らなかったことがたくさん書かれている。
二・二六事件といえば、面白い小説があった。
いま手もとにないが、もう一度読みなおしてみたい長編小説だ。
宮部みゆき 『蒲生邸事件』 (がもうていじけん)
文春文庫 2000年10月
940円(税込) 686ページ
Amazon
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167549034
e-hon
http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000030736090&Action_id=121&Sza_id=B0
| 固定リンク | 0
「【読】読書日誌」カテゴリの記事
- 【読】2026年7月に読んだ本(読書メーター)(2026.08.01)
- 【読】2026年6月に読んだ本(読書メーター)(2026.07.01)
- 【読】2026年5月に読んだ本(読書メーター)(2026.06.01)
- 【読】2026年4月に読んだ本(読書メーター)(2026.05.01)
- 【読】2026年3月に読んだ本(読書メーター)(2026.04.01)
「船戸与一」カテゴリの記事
- 【読】2026年6月に読んだ本(読書メーター)(2026.07.01)
- 【読】2026年5月に読んだ本(読書メーター)(2026.06.01)
- 【読】2026年4月に読んだ本(読書メーター)(2026.05.01)
- 【読】2026年3月に読んだ本(読書メーター)(2026.04.01)
- 【読】2026年2月に読んだ本(読書メーター)(2026.03.01)
「こんな本を読んだ」カテゴリの記事
- 【読】2026年7月に読んだ本(読書メーター)(2026.08.01)
- 【読】2026年6月に読んだ本(読書メーター)(2026.07.01)
- 【読】2026年5月に読んだ本(読書メーター)(2026.06.01)
- 【読】2026年4月に読んだ本(読書メーター)(2026.05.01)
- 【読】2026年3月に読んだ本(読書メーター)(2026.04.01)
「宮部みゆき」カテゴリの記事
- 【雑】宮部みゆき原作「火車」ドラマ化(2011.11.06)
- 【歩】おいてけ堀(2011.05.02)
- 【雑】みゆきさん、いいなあ(2011.04.17)
- 【雑】東京どんぶらこ(錦糸町)(2011.02.20)
- 【読】五木寛之 選評集(続)(2010.09.12)
「あの戦争」カテゴリの記事
- 【読】20巻+別巻1の全集(2024.10.20)
- 【雑】ブログの書き直しは続く(2024.10.19)
- 【読】「パレスチナ 戦火の中の子どもたち」(古居みずえ)(2023.11.13)
- 【演】ガザの戦争と沖縄戦(2本の映画)(2023.11.12)
- 【読】図書館にリクエストしたのはいいけれど(いつか読みたい本)(2023.09.17)
「満州」カテゴリの記事
- 【読】Book Cover Challenge 2冊目(2020.05.10)
- 【読】満州と沖縄の本を入手(2016.02.25)
- 【読】全巻通読、「満州国演義」(2015.05.04)
- 【読】「満州国演義」、いよいよ最終巻へ(2015.04.29)
- 【読】ようやく三分の二まで読んだ、船戸与一「満州国演義」(2015.04.07)


コメント