【読】五木寛之特集のムックを買う
曇り空。
肌寒い日。
何年ぶりかで会う年下の友人と、近くの喫茶店で二時間ほど話をした。
わりと近所に住んでいるのに、会う機会がなかなかなかった。
互いの近況やら、知り合った頃の山小屋、共通の友人の話に花が咲く。
たまには人と話すことも大事だな、と思う。
自転車ででかけたので、帰りがけ本屋に寄って注文しておいた本を受け取る。
新書二冊と、ムック一冊。
すこし前にコンビニでみかけて気になっていたムック。
そうか、五木さんも作家生活50年になるのか。
それほど目新しい内容とも思えないが、記念として置いておこう。
MAGAZINE HOUSE MOOK
「平凡パンチ 五木寛之 時代を駆け抜ける作家」
マガジンハウス 2015/10/5発行 175ページ 1,111円(税別)
― e-honサイトより ―
内容紹介
作家生活50年になる五木寛之の若々しい感性が光る初期作品の数々。
『平凡パンチ』で掲載された『青年は荒野をめざす』は小説として、楽曲として、一世を風靡し'60年代を代表する作品となった。
マガジンハウスの雑誌に掲載されこれまで単行本化されなかった小説、エッセイ、寺山修司との対談ほか、トーキングライブともいえるエッセイ「真夜中のコーヒー・ブレイク」全44回など初期作品を中心に収録した永久保存版。
著者について
1932年福岡県生まれ。'52年早稲田大学第一文学部露文科に入学するが、学費未納で除籍。業界紙『交通ジャーナル』編集長、ラジオ番組制作、作詞、放送作家などを経て、'67年に『蒼ざめた馬を見よ』で直木賞受賞。以降、『青春の門』『四季奈津子』『親鸞』など多数の小説、『風に吹かれて』『大河の一滴』などエッセイも数多く執筆している。
五木さん、小説からすっかり手を引いてしまったのか、私が最後に読んだのは東京新聞に連載されていた『親鸞』だった。
「親鸞 (上)」 「親鸞 (下)」
「親鸞 激動篇(上)」「親鸞 激動篇(下) 」
「親鸞 完結篇(上)」「親鸞 完結篇(下)」
の全6冊セット。
『親鸞』 京都を舞台に比叡山で修行に励みつつ煩悩に苦しむ、8歳から35歳の若き日の親鸞が青春群像劇として生き生きと描かれます。
『親鸞 激動篇』 越後へ追放され、そして関東を流浪する親鸞。土地の人々と交わるなかで、師の教えに追いつき追い越そうと苦悩する、36歳から61歳の姿が活写されます。
『親鸞 完結篇』 親鸞は京都へ帰還します。最も多くの業績を残したといわれる61歳から90歳までの、師を超えていく聖人の軌跡が、活気あふれる群像劇として綴られます。
このところずっと人生論風の新書ばかり出しているのだが……書き下ろし小説なんぞ準備している、というような話はないのだろうか。
ちょっと淋しく思っている。
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