« 【読】痕跡本 | トップページ | 【雑】ノーベル平和賞を「日本被団協」が受賞 »

2024年10月10日 (木)

【読】【震】『福島第一原発廃炉図鑑』

このところずっと、このブログの過去記事を修正している。
詳しい事情は、少し前、下の記事に書いた。

【雑】ブログのrewrite: やまおじさんの流されゆく日々
https://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/2024/10/post-54f205.html

今日、ちょうど【震】震災日誌と名付けたカテゴリーの記事群を手直ししていた。
【震】震災日誌: やまおじさんの流されゆく日々

https://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/cat22640519/index.html

2011年3月11日の巨大地震の体験から始めて、142件の投稿がある。
思い返しても恐ろしい体験だった。

【震】恐ろしい地震体験: やまおじさんの流されゆく日々
https://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/post-5cfd.html

「今日、ちょうど」と書いたのは、こんな本を図書館から借りてきたので。

開沼博(編) 『福島第一原発廃炉図鑑』
 太田出版 (2016/6/17) 396ページ

https://amzn.to/3NkuE5j

Photo_20241010185701

8年前に出版されたこの本、持っていたはずなのだが、古本市に出してしまった気がする。
本棚の奥に、まだあるのかもしれないが、探す気にならず。

さらに、数日前の東京新聞で、ひさしぶりに福島第一原発の現在の状況を読んだのだった。

1号機注水減受け 線量調査始まる<福島第1原発の1週間>:東京新聞 TOKYO Web
(2024年10月7日)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/358009?rct=genpatsu

福島第1原発、デブリ採取装置のカメラ2台を交換へ 映像が届かない不具合で作業再開の見通し立たず:東京新聞 TOKYO Web
(2024年10月7日)

https://www.tokyo-np.co.jp/article/359012?rct=genpatsu

<<東京電力福島第1原発2号機の溶け落ちた核燃料(デブリ)を微量採取する計画で、装置のカメラ2台の映像が届かなくなり中断した問題を巡り、東電は7日、カメラの復旧を断念し、交換すると発表した。…(略)…/
東京電力は9月10日にデブリの微量採取に着手。14日には格納容器内の底部で長さ3、4センチほどのデブリに接触し、器具でつかみ取るなどした。その様子をカメラが撮影した映像も公開した。つかんだデブリはいったん放し、改めて採取する予定にしていた。/だが、15日にカメラの電源を切り、作業を再開した17日に電源を入れたところ、映像が届かなくなった。映像がないと採取できないため、作業は中断。10月4日にかけて復旧を試みたが、映像が戻らなかった。(荒井六貴、山下葉月)>>

これは、テレビでもニュースになった。
ロボットによるデブリの微量採取(2号機)というのは、デブリ取り出しの最初の実験。
1~3号機で推計880トンと言われているデブリを取り出すなんてことは、できるのだろうか? と、あらためて慄然としたのだった。

デブリの本格取り出し、実現性は? 福島第1原発廃炉作業の最難関 3つの取り出し案も決定打には…:東京新聞 TOKYO Web
(2024年10月7日)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/357970?rct=fukushima1

私たちの次の次の世代(現代の子どもたち)にまで、こんなやっかいなものを残してしまうのか……と、暗い気持ちになる。

| |

« 【読】痕跡本 | トップページ | 【雑】ノーベル平和賞を「日本被団協」が受賞 »

【読】読書日誌」カテゴリの記事

こんな本を手に入れた」カテゴリの記事

【震】震災日誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 【読】痕跡本 | トップページ | 【雑】ノーベル平和賞を「日本被団協」が受賞 »