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2024年12月の9件の記事

2024年12月30日 (月)

【読】角幡唯介さんの新刊『地図なき山』

角幡唯介さんのファンなので、新刊が出るとすぐに買う。

今年11月20日に出た新刊が、これ。

『地図なき山 日高山脈49日漂泊行』
新潮社 2024/11/20 281ページ

https://amzn.to/4iXivSh

Photo_20241230134401

Amazonより

地図がない――それだけで日高の山は「極夜」を超える「魔境」と化した。
グルメサイトや地図アプリの検索結果をなぞるだけの日常で生は満たされるのか。情報に覆われた現代社会に疑問を抱いた著者は、文明の衣を脱ぎ捨て大地と向き合うために、地図を持たずに日高の山に挑む。だが、百戦錬磨の探検家を待ち受けていたのは、想像を超える恐るべき混沌だった。前代未聞の冒険登山ノンフィクション。
<目次>
はじめに――よりよく生きるために私は地図を捨てた
第一章 旅立ちの記
二〇一七年夏の記録 その一
第二章 漂泊論〜地図なし登山への道
第三章 裸の山に震え慄く
二〇一七年夏の記録 その二
第四章 新しい道を見つける
二〇二〇年夏
第五章 巨大な山に登る
二〇二一年夏
第六章 ラストピークをめざす
二〇二二年夏
あとがき

まだ読んでいないが、きっと面白いはず。
地図をいっさい見ず、山に飛び込んで、
自分の五感と経験だけを頼りに登り、歩く。
そんな山行記録が面白くないはずがない。
まして、あの「極夜行」(北極圏をナビに頼らず踏破)を成し遂げた角幡唯介さんだ。

ところで、探検家・医師の関野吉晴さんが主宰する「地球永住計画」というプロジェクトがある。

2025年1月7日、JR中央線武蔵境駅前の武蔵野プレイスで、服部文祥さん(サバイバル登山家)と角幡唯介さん(ノンフィクション作家)を招いて、関野さんとの鼎談がある。私も行く予定だ。


地球永住計画ウェブサイト
https://sites.google.com/site/chikyueiju/

地球永住計画 公式ウェブサイト
.....project to stay alive on earth official website - 角幡唯介・服部文祥

https://sites.google.com/site/chikyueiju/gakuen/boukensha/kakuhatto2025

地球永住計画 公開講演 『現代の冒険者たち』
サバイバル登山家とサバイバル探検家と旧石器時代を旅する探検家がサバイバルについて語り合う
角幡唯介×服部文祥×関野吉晴
【講演者】
角幡唯介(ノンフィクション作家・探検家)
服部文祥(サバイバル登山家)
関野吉晴(探検家・医師)
【日時】
◆ 会場講演 2025年1月7日(火) 19時 講演開始
◆ オンデマンド収録配信 2025年1月25日(土) 20時 配信開始
※ 講演時間120分で終了の予定ですが、若干延長されることがあります。
※ 途中入場、途中退席、トイレ休憩など問題ありませんので各自自由に行ってください。
※ オンデマンド収録配信はYoutube配信サービスによる限定収録配信です。
※ 収録配信動画は配信日より3日間視聴可能です。
【会場】
◆ 会場講演
武蔵野プレイス 4階 フォーラム
武蔵野市境南町2-3-18(JR 武蔵境駅 南口スグ)

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2024年12月27日 (金)

【雑】旭川にあった「CAT」というジャズ喫茶

ジャズ喫茶で、もうひとつ思い出した。

高校卒業後、何年か旭川にいた。
大学受験に失敗し(それほど大学に行きたいという意思がなかった)、土方のアルバイトをしたり、パチンコ店の店員をしたり、浪人生活とは言えな生活を続け、旭川の映画館に映写技師見習いとして就職。
見習いといっても、映写機の操作を覚えてしまえば、ひとりで映画を映していた。

その頃「CAT」(小文字のcatだったかも)というジャズ喫茶を教えてもらい、ここにはずいぶん通った。
当時付き合っていた女性といっしょに行った思い出も。
コーヒーのおいしい店だった。

私が当時勤めていた映画館(旭川では一番大きな館)で、ジャズピアニストのマル・ウォルドロンのコンサートが開かれたことがあった。
私はステージの袖で照明係をつとめた。
このコンサートのリハーサルのときだったか、ヘビースモーカーのマル・ウォルドロンが灰皿を希望し、私がアルミの灰皿を渡したのが、なんとなく誇らしい思い出。
彼は煙草を吸いながら演奏していた。灰皿をグランドピアノの上に置いて。

後で聞いたことだが、終演後、彼が「CAT」に顔を出し、店のマスターのドラムをバックに、ピアノを弾いたという。
私も店に行けばよかったと、悔しがったものだった。

例によって「Felo」に聞いてみた。

<旭川に1970年頃にあった「CAT」というジャズ喫茶について教えてください。>


「CAT」というジャズ喫茶は、1970年代に北海道旭川市に存在していた店舗の一つです。この店は、当時のジャズ喫茶文化の一環として、ジャズ音楽を楽しむための特別な空間を提供していました。
店舗の特徴
音楽と雰囲気: 「CAT」は、ジャズを中心に様々な音楽を流す場所であり、特にジャズファンやミュージシャンにとっての憩いの場でした。店内は、ジャズのレコードが豊富に揃えられ、訪れる客は高品質な音楽を楽しむことができました。
オーナーとスタッフ: 店のオーナーやスタッフは、ジャズに対する深い理解と愛情を持っており、客とのコミュニケーションを大切にしていました。リクエストにも応じるなど、客とのインタラクションが特徴的でした。
文化的な役割: 「CAT」は、旭川のジャズシーンにおいて重要な役割を果たしており、地元のミュージシャンやジャズ愛好者が集まる場所として知られていました。多くのジャズミュージシャンがこの店で演奏し、地域の音楽文化を支える一助となっていました。
残念ながら、「CAT」は現在は営業していないようですが、当時のジャズ喫茶としての存在は、旭川の音楽文化において重要な位置を占めていました。ジャズ喫茶は、音楽を愛する人々にとっての特別な場所であり、今でもその影響は感じられます。


そうそう、この店は、私が旭川にいた時(1971年か72年頃?)閉店したはず。
マスターはドイツに渡るという噂があり、店にあった大量のレコードを旭川市内のレコード店で売っていた。
私も何枚か買った覚えがある。

これも懐かしい思い出。

 

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【雑】かつて池袋にあったジャズ喫茶

ジャズ喫茶で思い出したので、これも書いておこう。

20代のはじめ、池袋西口にあった映画館(今はもうない)に勤めていたことがあった。
映写技師(資格は持っていなかったが)として、何年か働いていた。
今も健在の池袋演芸場があるビルの地下、「池袋ピース座」という映画館だった。

池袋には2軒、私が知っているジャズ喫茶があった。
店の名前がふるっていて、「KISS」と「BED」。
友人がふざけて、キッスの後はベッドだものな、と言っていた。
店の場所はもう憶えていない。
仕事の前後(仕事は早番・遅番・通し、という交代制だった)に、何度かこの2軒の店でコーヒーを飲んでいた。

これも、FeloというAI検索エンジンに訊ねてみた。
なかなか優秀な検索エンジンだ。

<池袋西口にかつてあった、KISSとBEDというジャズ喫茶のことを知りたい。>


池袋西口には、かつて「KISS」と「BED」という二つのジャズ喫茶が存在しました。これらの店舗は、特に1970年代から1980年代にかけて、ジャズファンに愛される場所でした。
KISS
KISSは、池袋東口駅前の古びたビルの4階に位置していました。この店は、主にフリー・ジャズを中心に流す小さなジャズ喫茶で、独特のアンダーグラウンドな雰囲気が特徴でした。店内は薄暗く、ジャズの音楽が大音量で流れる中、訪れる客はその雰囲気を楽しんでいました。KISSは、ジャズのライブ演奏も行っており、特にアヴァンギャルドなスタイルの音楽が好まれていました。
BED
BEDは、池袋駅西口近くにあったジャズ喫茶で、こちらも同様に独特の雰囲気を持っていました。BEDは、ジャズ・キッスの姉妹店として知られ、同じオーナーによって運営されていました。店内は狭く、JBLのパラゴンというスピーカーを使用して大音量で音楽が流されていたとされています。BEDもまた、ジャズのライブ演奏を行っており、特に地元のジャズミュージシャンたちが多く出演していました。
共通の特徴
両店は、ジャズを愛する人々にとっての聖地とも言える存在であり、当時の東京のジャズシーンを支える重要な役割を果たしていました。どちらの店舗も、独特の雰囲気と音楽体験を提供し、訪れる人々に深い印象を残しました。しかし、時代の変化とともに、これらの店舗は閉店してしまいました。
このように、KISSとBEDは池袋のジャズ文化の一部として、今でも多くの人々の記憶に残っています。


この回答で思い出した。
「KISS」は東口だったのか。
西口からガードをくぐって東口に抜けたような気がする。
その頃の私のアパートは東口にあったので、通勤の途中に寄ったのだったか。
職場の近くにあったのが「BED」で、こちらの店によく行った気もする。

もう半世紀も前の話。
この私の池袋時代は、ほろ苦い思い出に包まれている。
貧しく希望のない若者だった。
ここにはとても書けないが、今思うと、懐かしい時代だ。

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【雑】高円寺にあったジャズ喫茶「サンジェルマン」

ジャズ喫茶の話。

村上春樹さんが若い頃経営していた「ピーターキャット」というジャズ喫茶があった。
国分寺駅南口から東に少し行ったと先のビルの地下だった。
このビルは今もあるはず。
私は、かつて通勤駅として国分寺駅を使っていたことがあり、南口のバス停で、住まいからのバスを乗り降りしていた。
バス停から見える位置に、そのビルはあった。

「ピーターキャット」のことが、つい最近、Facebookに投稿された記事に書かれていた。

https://www.facebook.com/taguchi.yukimitsu/posts/9770011353025158
【ずっと昔に国分寺にあったジャズ喫茶の村上春樹の話】

この記事には、1975年、まだ20代(彼は1949年生まれ、私よりも2年ほど年長)の村上さんの写真も掲載されている。
「※写真は「jazz 1975年5月特別増大号」より」と注記されている。

そこで思い出したのは、その1975年頃の自分のこと。
二十歳過ぎてから上京してきて、友人宅を転々と居候していた頃。
高円寺南口にあったジャズ喫茶を友人が教えてくれて、通ったことがあった。

「サンジェルマン」という店で、見かけはいかついが優しいマスターと、個性的なお姉さんが応対してくれた。
煙草の煙が充満する、暗くて狭かったが、いい店だった。
この店に行かなくなってから、閉店して別の場所で開業した頃、一度だけ訪ねたことがあった。
その店も、もうないことだろう。

懐かしくなって、「高円寺 サンジェルマン」でGoogle検索してみたところ、いくつか記事をみつけた。
いずれリンク切れになるかもしれないが、自分のためのメモにもなるので、書いておこう。

音楽に感謝!: スイングするライオン 中西光雄のblog
http://mid-west.cocolog-nifty.com/blog/2006/04/post_8ad4.html
※「サンジェルマン」のマスターのことが書かれている。

初めての東京は高円寺|おがわしょうじ (note)
https://note.com/damedashi/n/na70725bdf575

KOBAのジャズ青春記 第6回 -Jazz Freaks
https://jazz-freaks.com/2019/02/kobas_jazzessay6/

【ジャズ喫茶について】私が学生時代に(’70頃)下宿の有った高円寺南に、「サン... - Yahoo!知恵袋
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14103443679

ついでに、「jazz 1975年5月特別増大号」を検索してみたところ、みつけた記事。
永山則夫が特集されていて、三上寛の写真も。

COLUMN#93 SUGITA:JAZZTOKYO
https://www.archive.jazztokyo.org/column/sugita/column_93.html

「サンジェルマン」のマッチの画像もあった。
よもや著作権があるとは思えないが、リンクを貼っておくにとどめる。
あのマッチ、とっておけばよかった。
https://images.app.goo.gl/7hUTkV9BFtEqYpTLA

【追記】
「Felo」というAI検索エンジンがある。
ここで、試しに<高円寺にあったジャズ喫茶「サンジェルマン」のことを知りたい>と尋ねてみたら、こんな回答が帰ってきた。かなり詳しいことがわかった。


高円寺にあったジャズ喫茶「サンジェルマン」は、1966年にオープンし、1982年に閉店した老舗のジャズ喫茶です。この店は、特にハードバップ系の音楽を中心に流しており、訪れる客にとっては心地よい音楽空間を提供していました。
店舗の特徴
場所: 高円寺駅南口のエトワール通りに位置していました。
雰囲気: 店内は落ち着いた雰囲気で、常連客が多く、マスターはいつもニコニコとした笑顔で迎えてくれたといいます。アナログレコードから流れる柔らかな音色が特徴で、訪れる人々はリラックスした時間を過ごすことができました。
音楽の選曲: ジャズの名盤が多くかかり、特にコルトレーンやマイルス・デイヴィスなどの影響を受けた音楽が流れていましたが、時にはフュージョンやラテン音楽も取り入れられていたようです。
歴史と影響
「サンジェルマン」は、大学生や若者たちにとっての憩いの場であり、多くの人々が音楽を通じて交流を深める場所でもありました。特に、大学生の頃に通った人々にとっては、思い出深い場所であり、ジャズの魅力を学ぶ場でもありました。
このジャズ喫茶は、閉店後も多くの人々の記憶に残り、当時の音楽文化を象徴する存在として語り継がれています。サンジェルマンでの体験は、訪れた人々にとってかけがえのない思い出となっていることでしょう。


いろんなことを思い出した。
店に入ると、いつも、マスターがしゃがれ声で「いらっしゃい」と迎えてくれたこと。
ちょっと小太りだったが愛嬌のあるウェイトレス(私たちは秘かに”白ぶたちゃん”と言っていた)がいたこと。
店は狭く、通路の両側に椅子とテーブルの席がぎっしりあり、奥の一画が受付兼厨房で、そこにマスターが立って注文を受けたり、店内に流すレコードのリクエストを受けていたりしたこと。

まさしく、「サンジェルマンでの体験は、訪れた人々にとってかけがえのない思い出となっている のだ。

上のAI検索エンジンの回答を読んで、ふと思ったこと。
コルトレーンの音楽、村上春樹さんの店では絶対にかけなかっただろう(コルトレーンのレコードは一枚も店に置かなかったというから)。村上春樹さんがコルトレーンを嫌っているのはわかるが、なんとも微笑ましい。

「サンジェルマン」は1982年に閉店したことも知った。
その頃、私は立川の団地に住んでいて、高円寺からは足が遠くなっていた。
私にとってあの店は、まさに”青春のひとこま”だったんだな。

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2024年12月22日 (日)

【雑】柚子の蜂蜜漬けを作ってみた

おととい、青梅の澤乃井園近くの遊歩道で無人販売していた柚子を買った。こぶりの6個で100円。
半分は、かぼちゃといっしょに、ご近所の知り合いにお裾分け。

残り3個を蜂蜜漬けにしてみた。
いたって簡単。
蜂蜜は、ラベルを見ると「07.09.13」とある。2007年か!
たしか、友人からのいただきもの。未開封。
あかしあ蜂蜜で、色が濃く(濃くなったのかも)濃厚な味(濃くなったのかも)。

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蜂蜜をたっぷり使って、完成。

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しばらく冷蔵庫で寝かせて、なじませよう。
お湯に溶かせて、風邪予防。

 

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2024年12月19日 (木)

【雑】noteを試してみる

このブログ(ココログ)を使い始めて、ずいぶんたつ。
2005年9月に始めたので、かれこれ20年。

パソコンの相談を受ける仕事(アルバイト的な不定期の仕事だが)の関係から、各種のブログサービスを試してみたことも。

最近、noteという、今流行のブログを、試しに使ってみている。
まだまだ工夫が必要で、試行錯誤中。
(下のリンク)

https://note.com/iriyamahiro

noteはブログ(Web log)の本来の機能だけの、シンプルなサービス。
カテゴリー分けができないところが、私には不満だが、少し書いてみようと思っている。

このnoteで、私が敬愛する書評家・ライターの岡崎武志さんが、書評を書き続けている。
(下のリンク)

daily-sumus note|note
https://note.com/daily_sumus

※これは、岡崎さんのnoteではなかった。私のかんちがい。 (2024/12/28)

岡崎さんのブログは、ブログ(note)のお手本のような内容だ。

※岡崎武志さんのブログは、別にある。 (2024/12/28)

岡崎武志的LIFE オカタケな日々|春陽堂書店
https://www.shunyodo.co.jp/blog/tag/%e3%82%aa%e3%82%ab%e3%82%bf%e3%82%b1%e3%81%aa%e6%97%a5%e3%80%85/

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2024年12月 7日 (土)

【雑】美瑛のペンション――あれは10年前

さきほど、妻がつけていたテレビで、美瑛のペンションが紹介されていた。

その外観を見て、すぐにピントきた。
10年前の夏に、私が泊まったところだった。

宿の名前と経営者が変わっていた。

番組で紹介されていたのは、ここ。

かまいたい宿 ONE and ONLY
https://oneandonly-hokkaido.com/

【美瑛でしたい100のこと】かまいたい宿 ONE and ONLYに泊まりたい!|びえい農泊 DX推進協議会
https://note.com/biei_farmstay/n/n2d59b397b61c

そして、10年前、2014年7月に私が泊まったときの、この宿のウェブサイト(まだ残っていた)が、これ。

美瑛ペンション うねうね畑とくもの月
https://unekumo.moo.jp/

昨年2023年3月に、閉店したことを知った。
障がいをもつ娘さんと、そのお母さんが、二人で経営していた。
コロナ禍で、経営がたいへんだっただろうことは、想像に難くない。

私は10年前、何かのきっかけで、このペンションを知り、亡き母の三回忌で帰郷した折に、ひとりで泊まった。
料理が凝っていて、いい宿だった(当時も、ややお高かったが)。

今の経営者ご夫妻が、どのようにして引き継いだのか、事情はわからないが、ちょっと淋しい。

こんどのペンション、一日一組しか受け入れないらしいし、宿泊費もちょっとお高いが、いつか妻と二人で泊まってみたい気もする。

下の写真は、10年前(2024年7月)に私が泊まったときのもの。

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すっかり観光スポットになった「赤い屋根のある家」が、すぐ裏手の岡に建っていた(今もあるはず)。
赤い屋根のある家/美瑛 | たびらい
https://www.tabirai.net/sightseeing/column/0001212.aspx

下の写真は、私が当時、撮影したもの。

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下の写真は「うねうね畑とくもの月」でいただいた料理(2014年7月)。

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私のこのブログにも、記事が残っていた(簡単な紹介だが)。

【遊】美瑛 7/14~16: やまおじさんの流されゆく日々
(2014年7月18日の記事)
https://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/2014/07/71416-09f8.html


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2024年12月 1日 (日)

【読】五木寛之傑作対談集

五木寛之さんの作品集が、ときおり思い出したように出版されている。

私としては、全集が出版されないものかと期待しているのだが、膨大な著作(とくにエッセイの類い)を出し続けている五木さんの著作を全集に収めるのも、並大抵ではないのだろう。

まずは、出版されたばかりの対談集。

『五木寛之傑作対談集 I』 平凡社 (2024/11/26) 352ページ
https://amzn.to/4eZBJDE

【収録対談・鼎談一覧】
モハメド・アリ「余は如何にしてボクサーとなりしか」
村上春樹「言の世界と葉の世界」
美空ひばり「よろこびの歌、かなしみの歌」
長嶋茂雄「直感とは単なる閃きではない」
ミック・ジャガー「ぼくはル・カレが好き」
キース・リチャーズ「男と女のあいだには」
唐十郎、赤塚不二夫「やぶにらみ知的生活」
篠山紀信「“大衆性”こそ写真の生命」
山田詠美「女の感覚、男の感覚」
坂本龍一「終わりの季節に」
瀬戸内寂聴「京都、そして愛と死」
福山雅治「クルマ・音楽・他力」
太地喜和子「男殺し役者地獄」
埴谷雄高「不合理ゆえに吾信ず」

「Ⅰ」とあるからには、この後、続編も出るのだろう。

私は、過去に出版された対談集で読んだものもある。
あまり憶えていないが、村上春樹さんとの対談は、印象に残っている。

【過去記事】
【読】風の対話(続): やまおじさんの流されゆく日々

https://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/2007/11/post_5a48.html

最近出版された五木さんの作品集(傑作集)といえば、こんなシリーズも。

五木寛之セレクション 東京書籍

【東京書籍】 一般書籍 文芸 五木寛之セレクションⅠ【国際ミステリー集】
https://www.tokyo-shoseki.co.jp/books/81448/

【東京書籍】 一般書籍 文芸 五木寛之セレクションⅡ【音楽小説名作集】
https://www.tokyo-shoseki.co.jp/books/81449/

【東京書籍】 一般書籍 文芸 五木寛之セレクションⅢ【異国ロマンス集】
https://www.tokyo-shoseki.co.jp/books/81450/

【東京書籍】 一般書籍 文芸 五木寛之セレクションⅣ【サスペンス小説集】
https://www.tokyo-shoseki.co.jp/books/81451/

【東京書籍】 一般書籍 文芸 五木寛之セレクションⅤ【恋愛小説集】
https://www.tokyo-shoseki.co.jp/books/81452

【参考記事】
五木寛之、初のテーマ別作品集 最新刊第5弾!『五木寛之セレクションⅤ【恋愛小説集】』刊行!五木寛之の二大恋愛小説「燃える秋」と「冬のひまわり」を収録。対談解説に見城徹登場! | 東京書籍株式会社のプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000134.000115774.html

出るたびに買い求めているのだが、何巻までになるのだろうか。

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【読】2024年11月に読んだ本(読書メーター)

11月の読書メーター
読んだ本の数:7
読んだページ数:1970
ナイス数:77

上京する文學 (ちくま文庫)上京する文學 (ちくま文庫)感想
文庫版再読。単行本で読んだのは記憶していたが、この文庫も一度読んでいたのだった。あらためて、とりあげられている作家たちへの岡崎さんのリスペクト(敬愛)を感じた。岡崎さんが熱愛する野呂邦暢が追加されているのも、いい。あとがきにある「読書のすすめ」――ここに紹介された作家や作品に興味を持ってくださって、それじゃあひとつ読んでみようかという気――になった。なにしろ村上春樹以外は、ほとんど読んでいないので。なかでも山本周五郎の小説群は、いつか読んでみたい(長い入院生活にでもなれば、きっと夢中になって読みそうな)。
読了日:11月02日 著者:岡崎 武志

中学生から知りたいウクライナのこと中学生から知りたいウクライナのこと感想
「中学歳から――」というので、もっと易しい内容かと思ったが、なかなか手強い。藤原辰史さんは『トラクターの世界史』を読んで関心があった人。ミシマ社主催のオンラインイベントで討論された内容がまとめられている。小山哲さん(ポーランド史が専門)による周辺国(ポーランド、ドイツなど)との中世からの歴史的な関係には目を見開かされた。NATOやヨーロッパ諸国も、今のロシアを非難できない歴史を背負っているという藤原さんの話にも。今や日本も当事者なのだ、という藤原さんの悲鳴に似た言葉。いくつか興味深い本も紹介されている。
読了日:11月07日 著者:小山哲,藤原辰史

中学生から知りたいパレスチナのこと中学生から知りたいパレスチナのこと感想
前作『中学生から知りたいウクライナのこと』の続編。2024年7月発行。タイムリー。京大での公開セミナー、ミシマ社主催のオンラインイベント、それに非公開の鼎談から構成されている。ハッとさせられる”気づき”ばかりで、付箋だらけになったが、図書館本なので返却しなければ。何度か読まないと大事なことを見落としそうな気がして、じぶんでも購入することに。日本史・東洋史・世界史という、これまでの歴史学の枠組みから自由になって”グローバルヒストリー”の視点から、パレスチナのことも理解し直すことが大切、ということを学んだ。
読了日:11月11日 著者:岡真理,小山哲,藤原辰史

ベルリンに一人死すベルリンに一人死す感想
二段組み600ページの大作だったが、物語の展開に引き込まれて読了。実話をベースにした小説だというが、ナチス政権下のドイツ国民の生活が、じつにリアルに描かれている。主人公夫婦をとりまく人間たちが、それぞれ個性的。悲惨な結末ではあるが、人間の矜持を失わなかった二人の姿が胸を打つ。最後に挿入されている、更生した元不良少年の逸話にも救われる。原題「誰もが一人で死んでいく」は意味深い。感動的な、いい小説に出会えた(藤原辰史さんの著作で知った本)。
読了日:11月17日 著者:ハンス・ファラダ

食べものから学ぶ世界史: 人も自然も壊さない経済とは? (岩波ジュニア新書 937)食べものから学ぶ世界史: 人も自然も壊さない経済とは? (岩波ジュニア新書 937)感想
3年前に読んでいた本の再読。今年2024年1月に出版された同じ著者の『食べものから学ぶ現代社会』(岩波ジュニア新書)といっしょに購入。ほとんど内容を覚えていなかったが、示唆に富む好著。コロナ禍のパンデミック直後(2021年7月)に出版されたため、気候変動とパンデミックを現代世界の危機と捉え、資本主義のカラクリをわかりやすく説いている。食べものから世界経済の歴史を学ぶことができる。参考文献も豊富。それにしても、私たちの日常の食生活を支える食品が、これほど危ういものだったとは。上にあげた続編も、これから読む。
読了日:11月27日 著者:平賀 緑

食べものから学ぶ現代社会──私たちを動かす資本主義のカラクリ (岩波ジュニア新書 980)食べものから学ぶ現代社会──私たちを動かす資本主義のカラクリ (岩波ジュニア新書 980)感想
前著『食べものから学ぶ世界史』が産業革命後の世界史から「食」と「資本主義」を語っていた。本書では「現代社会」の問題点(その根本は「資本主義」の本質である「成長主義」「発展主義」にあった!)を平易に(ジュニア新書が対象としている高校生にもわかるように)説いている。コンビニやスーパーに大量に置かれている「食品・食材=商品」にからめとられている自分の食生活。考え込まされる。この本では、総合商社や金融が果たしている役割(あまり表に出ないし、一般には意識されていない)について、知るところが多く、勉強になった。
読了日:11月29日 著者:平賀 緑

世界の半分が飢えるのはなぜ?: ジグレ-ル教授がわが子に語る飢餓の真実世界の半分が飢えるのはなぜ?: ジグレ-ル教授がわが子に語る飢餓の真実感想
平賀緑『食べものから学ぶ世界史』で知った本。20年以上前の出版(原著は1999年刊行)だが、世界の飢餓状況(世界の半分が飢えている)は、ますます深刻化している。最近読んだ平賀さんの2冊の岩波ジュニア新書でも指摘されているように「金融資本」「商社」が支配する世界、「市場原理主義」から脱却できない世界。どう考えてもおかしい今の世界。この本のエピローグで著者が提示している、この世界状況からの脱却への道筋は、説得力がある。『資本主義って悪者なの? ジグレール教授が孫娘に語るグローバル経済の未来』という本もある。
読了日:11月30日 著者:ジャン ジグレール,Jean Ziegler

読書メーター

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