【雑】高円寺にあったジャズ喫茶「サンジェルマン」
ジャズ喫茶の話。
村上春樹さんが若い頃経営していた「ピーターキャット」というジャズ喫茶があった。
国分寺駅南口から東に少し行ったと先のビルの地下だった。
このビルは今もあるはず。
私は、かつて通勤駅として国分寺駅を使っていたことがあり、南口のバス停で、住まいからのバスを乗り降りしていた。
バス停から見える位置に、そのビルはあった。
「ピーターキャット」のことが、つい最近、Facebookに投稿された記事に書かれていた。
https://www.facebook.com/taguchi.yukimitsu/posts/9770011353025158
【ずっと昔に国分寺にあったジャズ喫茶の村上春樹の話】
この記事には、1975年、まだ20代(彼は1949年生まれ、私よりも2年ほど年長)の村上さんの写真も掲載されている。
「※写真は「jazz 1975年5月特別増大号」より」と注記されている。
そこで思い出したのは、その1975年頃の自分のこと。
二十歳過ぎてから上京してきて、友人宅を転々と居候していた頃。
高円寺南口にあったジャズ喫茶を友人が教えてくれて、通ったことがあった。
「サンジェルマン」という店で、見かけはいかついが優しいマスターと、個性的なお姉さんが応対してくれた。
煙草の煙が充満する、暗くて狭かったが、いい店だった。
この店に行かなくなってから、閉店して別の場所で開業した頃、一度だけ訪ねたことがあった。
その店も、もうないことだろう。
懐かしくなって、「高円寺 サンジェルマン」でGoogle検索してみたところ、いくつか記事をみつけた。
いずれリンク切れになるかもしれないが、自分のためのメモにもなるので、書いておこう。
音楽に感謝!: スイングするライオン 中西光雄のblog
http://mid-west.cocolog-nifty.com/blog/2006/04/post_8ad4.html
※「サンジェルマン」のマスターのことが書かれている。
初めての東京は高円寺|おがわしょうじ (note)
https://note.com/damedashi/n/na70725bdf575
KOBAのジャズ青春記 第6回 -Jazz Freaks
https://jazz-freaks.com/2019/02/kobas_jazzessay6/
【ジャズ喫茶について】私が学生時代に(’70頃)下宿の有った高円寺南に、「サン... - Yahoo!知恵袋
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14103443679
ついでに、「jazz 1975年5月特別増大号」を検索してみたところ、みつけた記事。
永山則夫が特集されていて、三上寛の写真も。
COLUMN#93 SUGITA:JAZZTOKYO
https://www.archive.jazztokyo.org/column/sugita/column_93.html
「サンジェルマン」のマッチの画像もあった。
よもや著作権があるとは思えないが、リンクを貼っておくにとどめる。
あのマッチ、とっておけばよかった。
https://images.app.goo.gl/7hUTkV9BFtEqYpTLA
【追記】
「Felo」というAI検索エンジンがある。
ここで、試しに<高円寺にあったジャズ喫茶「サンジェルマン」のことを知りたい>と尋ねてみたら、こんな回答が帰ってきた。かなり詳しいことがわかった。
高円寺にあったジャズ喫茶「サンジェルマン」は、1966年にオープンし、1982年に閉店した老舗のジャズ喫茶です。この店は、特にハードバップ系の音楽を中心に流しており、訪れる客にとっては心地よい音楽空間を提供していました。
店舗の特徴
場所: 高円寺駅南口のエトワール通りに位置していました。
雰囲気: 店内は落ち着いた雰囲気で、常連客が多く、マスターはいつもニコニコとした笑顔で迎えてくれたといいます。アナログレコードから流れる柔らかな音色が特徴で、訪れる人々はリラックスした時間を過ごすことができました。
音楽の選曲: ジャズの名盤が多くかかり、特にコルトレーンやマイルス・デイヴィスなどの影響を受けた音楽が流れていましたが、時にはフュージョンやラテン音楽も取り入れられていたようです。
歴史と影響
「サンジェルマン」は、大学生や若者たちにとっての憩いの場であり、多くの人々が音楽を通じて交流を深める場所でもありました。特に、大学生の頃に通った人々にとっては、思い出深い場所であり、ジャズの魅力を学ぶ場でもありました。
このジャズ喫茶は、閉店後も多くの人々の記憶に残り、当時の音楽文化を象徴する存在として語り継がれています。サンジェルマンでの体験は、訪れた人々にとってかけがえのない思い出となっていることでしょう。
いろんなことを思い出した。
店に入ると、いつも、マスターがしゃがれ声で「いらっしゃい」と迎えてくれたこと。
ちょっと小太りだったが愛嬌のあるウェイトレス(私たちは秘かに”白ぶたちゃん”と言っていた)がいたこと。
店は狭く、通路の両側に椅子とテーブルの席がぎっしりあり、奥の一画が受付兼厨房で、そこにマスターが立って注文を受けたり、店内に流すレコードのリクエストを受けていたりしたこと。
まさしく、「サンジェルマンでの体験は、訪れた人々にとってかけがえのない思い出となっている 」のだ。
上のAI検索エンジンの回答を読んで、ふと思ったこと。
コルトレーンの音楽、村上春樹さんの店では絶対にかけなかっただろう(コルトレーンのレコードは一枚も店に置かなかったというから)。村上春樹さんがコルトレーンを嫌っているのはわかるが、なんとも微笑ましい。
「サンジェルマン」は1982年に閉店したことも知った。
その頃、私は立川の団地に住んでいて、高円寺からは足が遠くなっていた。
私にとってあの店は、まさに”青春のひとこま”だったんだな。
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