カテゴリー「アイヌ民族・アイヌ語」の118件の記事

2024年4月16日 (火)

【読】泉ゆたか著『ユーカラおとめ』を読んだ

宇梶静江さんのトークイベントのことを書いたら、この本のことを思い出した。
3/18から3/20にかけて読んだ。
図書館本。

泉ゆたか 『ユーカラおとめ』
 講談社 (2024/1/29) 268ページ
https://amzn.to/3xx9hce

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(書影はAmazonサイトより)

―出版社(講談社)のサイトから紹介文―
https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000377108

「ユーカラを書き記すことは、私が生まれてきた使命なのだ」
絶滅の危機に瀕した口承文芸を詩情あふれる日本語に訳し、今も読み継がれる名著『アイヌ神謡集』。著者は19歳の女性だった。
民族の誇り。差別との戦い。ユーカラに賭ける情熱。短くも鮮烈な知里幸恵の生を描く、著者の新たな代表作!
「いつまでも寝込んでいるわけにもいきません。私には時間がないんです」
分厚く腫れた喉から流れ出した自分の言葉に、幸恵ははっとした。
私には時間がない。
そうなのか?
思わず胸に掌を当てた。満身創痍の身体の中心で、心臓は未来へ駆け出す足音のように勢いよくリズムを刻んでいた。
(本文より)

私は、以前から知里幸恵(正式な漢字は「幸惠」)への関心が深く、『アイヌ神謡集』にまつわる書籍や彼女を扱った評伝などを読み漁った時期がある。
この小説『ユーカラおとめ』も、フィクションながら、知里幸恵を描いたものなので興味深かった。

以下、私が所属している「図書館友の会」の会員向け交流紙(月刊)に寄稿した「おすすめの本」の文章を掲載しておく。
この交流紙は、紙媒体で友の会会員に配布される(一部の会員にはPDF版で配布)。
いわば非公開の文章なのだが、せっかく自分が書いたものなので、原文通りここにコピペしておこうと思う。
手抜きといえば手抜きだが。
※ブログ画面での読みやすさを考慮して、段落改行を変更。

『アイヌ神謡集』一冊を遺して、十九歳という若さで世を去ったアイヌの女性・知里幸恵(幸惠)。
1903(明治36)年6月生まれ~1922(大正11)年9月没。
『アイヌ神謡集』については、12年ほど前に交流紙で紹介したことがあります。
彼女をモデルにした映画「カムイのうた」も、今年1月から公開されているようです。
 https://kamuinouta.jp/
没後百年を過ぎても、ちょっとした知里幸恵ブームになっているのでしょう。
この小説は、東京の金田一京助宅に招かれて『アイヌ神謡集』を推敲し完成させながらも、発刊を待たずに急死した1922年5月から9月までのわずか4か月の、幸恵の軌跡(上京から死去まで)がリアルに描かれています。
作者はフィクションと断っていますが、金田一京助とその妻・静江、金田一の子息・春彦と妹の若葉、それに、金田一を“おじさま”と呼ぶ荒木百合子(旧姓・中條百合子、のちの宮本百合子)、金田一邸の女中・菊などが実名で登場します。
薄幸の乙女、というイメージを抱きがちなアイヌの女性の複雑な内面を、そこまで書くか、と驚かされるほど(これが小説家の想像力なのでしょう)赤裸々に描いていて、驚きました。
なかでも、金田一の細君(静江)は、奇矯な言動が多く、かなり迷惑な人物。
金田一との間にできた二人のこどもを幼くして亡くし、それが原因なのか、精神を病んでいたようです。
荒木百合子も、金持ちのお嬢さんらしい自分勝手な女性として描かれています。
幸恵の、このふたりに向ける眼差しは厳しく、彼女が心情を吐露するモノローグも辛辣。
読んでいてはらはらしました。
それでも、幸恵が亡くなる直前に静江が見せた優しさや、百合子の的確な金田一評と幸恵に見せる思いやりに、ほっとします。
アイヌ文化・ユーカラの理解者、紹介者とされている金田一京助ですが、その功罪を見直す必要もありそうです。
ずいぶん前に読んだのですが、藤本英夫(故人)が書いた評伝『銀のしずく降る降るまわりに 知里幸恵の生涯』(1991)
『知里幸恵 十七歳のウエペケレ』(2002年)(共に草風館)
『金田一京助』(1991年/新潮選書)なども、あらためて読み直してみようと思っています。
『100分de名著 知里幸恵・アイヌ神謡集』(2022年9月)もおすすめします。

(2024.4.16 記)

【参考】草風館のサイト
http://www.sofukan.co.jp/ より

『知里幸恵(ちり・ゆきえ)──十七歳のウエペケレ』 藤本英夫 著
http://www.sofukan.co.jp/books/128.html

『銀のしずく降る降るまわりに―知里幸恵の生涯』 藤本英夫 著
http://www.sofukan.co.jp/books/75.html

草風館からは、『アイヌ神謡集』に収録されている神謡(ユカㇻ)を、元々の姿(節をつけて謡われた形)で”復元”した音源のCDも出ている。
「アイヌ神謡集」をうたう うた:中本ムツ子/復元:片山龍峯
http://www.sofukan.co.jp/books/134.html
※片山龍峯さんの手になる『アイヌ神謡集』の解説書(アイヌ語読解)も、草風館から出ている。

また、岩波文庫の”赤版”(外国文学)のロングセラー『アイヌ神謡集』は、昨年、中川裕さんによる改訂新版が出ている。
知里幸惠 アイヌ神謡集 (岩波文庫 赤80-1) 文庫 – 2023/8/10
Amazon
https://amzn.to/3xKsyXK

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2024年4月15日 (月)

【雑】地球永住計画2024.4.11(宇梶静江さん)

印象と記憶が薄れないうちに書き残しておく。

2024年4月11日(木) 19時~21時20分
武蔵野プレイス4階
「地球永住計画」
ゲスト:宇梶静江さん(アイヌの古布絵作家)
参加費:2000円

関野吉晴さんが代表をつとめる「地球永住計画」。
そのトークイベントには、これまで何度も足を運んだ。

今回は、アイヌの「古布絵作家」として知られ、近頃、映画化もされた宇梶静江さんが呼ばれた。
1933年生まれ、今年91歳になったという。
関野さんいわく、「地球永住計画」最高齢のゲスト。

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始まる前に、関野さんが作った映画「うんこと死体の復権」の宣伝が流れた。
8月に、東中野のポレポレ東中野で公開とのこと。

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映画は3月に完成しているのだが、映画を広めるための資金(宣伝費、バリアフリー字幕/音声ガイド制作費のための資金)を、クラウドファンディングで集めている。
私も、わずかだかクラウドファンディングに協力した。

会場入口で、宇梶静江さんの著作が割引価格で販売されていた。
手に入れたかった『大地よ! アイヌの母神、宇梶静江自伝』 藤原書店 (2020/3/3) 442ページ を購入。
書店で買うと税込2,970円の分厚い本だ。

https://amzn.to/3VWwChK

― Amazonより ―
アイヌとして生き、アイヌの精神性を問う、女の一生。
昭和三陸地震(1933年3月3日)のさなかに生を授かり、幼年期から思春期、和人から差別を受けつつも、北の大地=アイヌモシリの自然の中で父母の慈愛に包まれて、貧しいながらも豊かな時を過ごした少女時代。勉学を志して20歳で札幌の中学へ。中学校卒業後、東京へ。
高度成長期、東京で結婚、そして出産。溢れかえる物質文明の中で、自分が求めてきたものは何かと懊悩する日々。そこから詩を書き始め、壺井繁治らと出会う。1972年2月8日の『朝日新聞』の「生活欄」に投稿した「ウタリたちよ、手をつなごう」が掲載され大反響となる。
やがて63歳にして世界で初めて〝古布絵〟によるオリジナルな表現手法を発見し、作品制作の活動に入る。アイヌとして生きる女性が、自らの内なるアイヌ、内なる大地を切り拓き、その生涯をかけてアイヌの精神性を問うた軌跡。

藤原書店は、いい本を出す出版社だ。

この日のトークイベントでは、関野さんが宇梶さんから話を引き出すのに苦心している様子がうかがえた。
宇梶さんの声・語りは、91歳とは思えぬしっかりしたものだった。

話はあちこちに飛んだが、ポイントは次のようなもの。
私のメモから拾ってみる。

・アイヌの自然観
 いつもカムイが見ている
 この世にムダなものはない
 水を大事にしなさい(ワッカカムイ)
 …子どもの頃から噛んで含めるように教えられてきた

・カムイがいつも見ている

・カムイは”見える”(宇梶さんは何度も見た)

・アイヌ社会での障がい者への視線
 障がいを持っている人には、”別のモノが与えられている”
 (特別な能力が与えられている)

 アイヌ社会に障がい者差別はなかった

・アイヌの知恵
 夜空をよく見る
 土地の地質を判断できる(危ない土地に家を建てない)
 災害(天災)の記憶の継承
 和人の”科学”に劣らない、別の”モノ”

いっぽう、関野さんからは、アマゾンの熱帯林の先住民の話や、人類の進化の話など、興味深い話がたくさん。

幸福度は数式であらわすと、分母が「欲望」分子が「財産」
これまでは、分子にあたる「財産」を増やすことで幸福度をあげようとしてきた
「財産」を増やすのではなく、分母の「欲望」を減らすことで、幸福度はあがるはず

「欲望」は必要なものだが、肥大した欲望がダメ。「ほどほどに」

「Happy」みんなの幸福 ←→ 「Lucky」個人の幸福

最後に、北海道にできた「ウポポイ」を活性化させようと、美術館を作る計画が宇梶さんにはあるという。
「関野先生、協力してください」と、何度もおっしゃっていた。

蛇足だが、俳優の宇梶剛士さんが宇梶静江さんのご子息だということを、イベントの後、ネットで調べていて知った。

(2024/4/15 記)

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2024年4月 1日 (月)

【読】2024年3月に読んだ本(読書メーター)

2024年3月。
月末になって、まとまった読書ができなかった。
今、複数の本を並行して読んでいる。

■3/25~ 今井むつみ・秋田喜美
『言語の本質 ―ことばはどう生まれ、進化したか』
 中公新書 (2023/5/25) 277ページ
■3/27~ ベフルーズ・ブチャーニー/オミド・トフィギアン(英訳)/一谷智子・友永雄吾(監修・監訳)
『山よりほかに友はなしー―マヌス監獄を生きたあるクルド難民の物語』
 明石書店 (2024/2/29) 443ページ
■3/28~ 野呂邦暢/岡崎武志(編)
『夕暮の緑の光 野呂邦暢随筆選』(大人の本棚)
 みすず書房 (2010/5/7) 227ページ
■3/31~ 野呂邦暢 『野呂邦暢小説集成3 草のつるぎ』
 文遊社 (2014/5/1) 595ページ

3月の読書メーター

読んだ本の数:8
読んだページ数:1893
ナイス数:160

サバイバル登山家サバイバル登山家感想
再読。15年ほど前に読んだはずだが、内容の記憶はまったくない。著者が20代から30代の頃の山行記録。初々しさを感じる。「日高全山ソロサバイバル」(2003年8月2日~26日)の記録が圧巻。この頃はまだ、文明の利器(時計、ヘッドランプ、ラジオなど)を携帯。それでも常人には為し得ない、きわめてハードな山歩きだ。ほぼ無人の日高山系で出会った登山者から携帯電話を借りて自宅に電話したときの、奥さん(服部小雪さん)の反応がおかしい。開口一番「生きてたの……」と。そんな奥さんやお子さんたちにも、あとがきで感謝している。
読了日:03月05日 著者:服部 文祥

山旅犬のナツ山旅犬のナツ感想
2016年に服部家にもらわれてきて、”山旅犬”として文祥さんのサバイバル登山や狩猟の相棒となっている”ナツ”。つい最近、そのナツが失踪したというが、見つかったようだ(大ケガをしていたらしい)。カラー写真満載。文祥さんの文も、いい。いい顔してるな、ナツ。
読了日:03月06日 著者:服部 文祥

 

アイヌもやもや: 見えない化されている「わたしたち」と、そこにふれてはいけない気がしてしまう「わたしたち」の。アイヌもやもや: 見えない化されている「わたしたち」と、そこにふれてはいけない気がしてしまう「わたしたち」の。感想
書名にひかれて読んでみたが、横書きの本が、これほど読みにくいものだとは思わなかった。著者は樺太アイヌ・北海道アイヌ・和人(和民族という呼び方をしている)をルーツに持つ。1976年生まれと、まだ若いが、北海道大学アイヌ・先住民研究センターの教授。「アイヌ問題」と正面切って構えずに「アイヌもやもや」とした姿勢はよい。もう少し、著者自身の体験に基づく事例があると、もっとよかったと思う。巻末の参考文献が役立ちそうだ。
読了日:03月08日 著者:北原モコットゥナシ

ガザとは何か~パレスチナを知るための緊急講義ガザとは何か~パレスチナを知るための緊急講義感想
パレスチナの歴史的な背景、現状をあらためて知る。イスラエル建国の経緯についても、シオニズムが必ずしもユダヤ人の多数の支持を集めていたのではないという指摘に、ハッとした。今のパレスチナはイスラエルによる不当な占領、植民地主義的な侵略、というストレートな主張にも頷ける。「憎しみの連鎖」「暴力の連鎖」と捉える考え方は、他人事として判断停止することだと。巻末の参考文献なども読み、ファクトチェックしながら、これからも”正しい”理解を深めていきたい。2023年10月の講演録ということもあり、タイムリーな良書だと思う。
読了日:03月10日 著者:岡 真理

デヴィッド・ストーン・マーティンの素晴らしい世界デヴィッド・ストーン・マーティンの素晴らしい世界感想
さすが、ジャズをこよなく愛する村上春樹。まさに”ジャケ買い”の極致。デヴィッド・ストーン・マーティン(DSM)という、ジャケット・デザイナーの雰囲気のあるジャケットの絵と、アルバム内容の紹介(”ジャケ買い”なので、村上氏の評価は必ずしもいいとは限らないが)は、おおいに参考になる。ビリー・ホリデイと秋吉敏子のアルバム(ともにLP)などは、たまたま私も持っているので、それだけで嬉しくなった。膨大な美しいジャケット写真を見ていると、ネット販売サイトを探して、思わずポチっとしそうになる。あぶない、あぶない。
読了日:03月12日 著者:村上 春樹

もひとつ ま・く・ら (講談社文庫)もひとつ ま・く・ら (講談社文庫)感想
三年ほど前に読んだ『ま・く・ら』の続編。小三治師(十代目)は、私が前編を読んだ数か月後、2021年10月7日、惜しくも亡くなった。私より、ちょうど一回り上、1939年生まれ。もっともっと、あの独特の語り口の「まくら」を聞きたかった。私は生で聞いたことはなく、それも心残り。あとがきにあるように「厚い本だからと先を急がないで」「黙読でも、私(小三治師)がおしゃべりしてるのと同じ速度で」味わいながら読みたい本。
読了日:03月15日 著者:柳家 小三治

本は眺めたり触ったりが楽しい (ちくま文庫 あ-15-4)本は眺めたり触ったりが楽しい (ちくま文庫 あ-15-4)感想
どこで知ったのか覚えていないが(あるいは書店で見かけたのか)、書名に魅かれて買った。買う本の方が読む本(読める本)よりも多い私には「本の読み方は自由なんだよ」「眺めたり触ったりするだけでもいいんだよ」と言われているようで、うれしい。知的障がいのある子どもが、図書館で本を眺めているだけで楽しそうにしている、それを見た図書館司書が「本は読まなきゃダメ」とえらそうに言う。この司書に著者はフンガイする。あるいは「ダイジェスト版はうちの図書館に置かない」と言い切る、やはり図書館司書に対しても苦言を呈する。いいなあ。
読了日:03月16日 著者:青山 南

ユーカラおとめユーカラおとめ感想
1922年5月に上京、金田一京助宅で「アイヌ神謡集」を完成させた直後の9月18日、心臓麻痺で急逝するまでの知里幸恵を描いた小説。金田一の妻・静江と中條百合子(のちの宮本百合子)が意地悪気に、金田一京助がなんとも頼りなげに、描かれている。幸恵の内面のつぶやき、葛藤は、いかにも作者のたくましい想像力のたまもの。桐野夏生が「ナニカアル」で描いた林芙美子を思い出した。巻末に参考資料としてあげられている藤本英夫氏の著作を、ずっと前に読んだことがあり、知里幸恵に深い関心を持ってきた。藤本氏の本を読み直してみようかな。
読了日:03月20日 著者:泉 ゆたか

読書メーター

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2022年12月25日 (日)

【読】いつも読みたい本ばかり(2022年総集編に代えて)

毎年、年末に「総集編」と題して一年間の振り返りをしている。

今年は、「読書メーター」というサイトでの毎月のまとめ記事をアップしてきたこともあり、別の形でここにまとめておこう。

読書メーター(読んだ本)
https://bookmeter.com/users/466409/books/read

「いつも読みたい本ばかり」、これは渡辺一枝さんの本の題名。

https://amzn.to/4fduqsa

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私も「読みたい本」が手元に山のようにある。
一生かけても読み切れないほどの「つんどく本」がありながら、図書館から借りたり、新刊・古本を買い求めたりしている。
「読みたい本」は増え続けるのに、読める時間には限りがある、このジレンマ。

増え続ける蔵書については、手元にあることの効用、ということも信じているのだが、はたして。

死ぬ前までには整理しなくては。
もしも、整理できずにぽっくり逝ってしまったら、馴染みの古本屋さんにまとめて引き取ってもらおう。
残された人たちには、なんでここまで溜め込んだのかと、呆れられることだろうな。

さて、今年一年間に読んだ本。
作者別にまとめてあげておこう。
なかには、読めなかったが、いつか読みたい本も混じっている。

★印は図書館本 ●印は手元にあって未読

岸政彦 ・・・今年知った人
『街の人生』 勁草書房 (2014/5/20) 306ページ ★
『マンゴーと手榴弾 -生活史の理論-』 勁草書房 (2018/10/20) 341ページ ★

https://amzn.to/4gq4R8o

五木寛之 ・・・この先、あまり読まないかも(昔の本で再読したいものはある)
『一期一会の人びと』 中央公論新社 (2022/1/10) 222ページ ★
『捨てない生きかた』 マガジンハウス新書 (2022/1/27) 197ページ ★
『重箱の隅』 文春文庫 (1984/11/25) 367ページ (単行本1979/5文芸春秋社刊)
 ※1975/12/10~1976/4/11夕刊フジ連載

https://amzn.to/3ZFTELl

https://amzn.to/3OMwJYC

『僕はこうして作家になった―デビューのころ―』 幻冬舎文庫 (2005/9/30) 255ページ ●未読
『にっぽん漂流』 文春文庫 (1977/11/25) 236ページ ※単行本をAmazonで購入 ●未読

■桐野夏生 ・・・たくさん読んだ(既刊の小説は、ほぼすべて)

桐野夏生: やまおじさんの流されゆく日々
https://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/cat24350732/index.html

『砂に埋もれる犬』 朝日新聞出版 (2021/10/30) 494ページ ★

https://amzn.to/3VwmDyO

『バラカ(上)』 集英社文庫 (2019/2/25) 400ページ
『バラカ(下)』 集英社文庫 (2019/2/25) 468ページ
『夜の谷を行く』 文春文庫 (2020/3/10) 329ページ
『だから荒野』 文春文庫 (2016/11/10) 459ページ
『ジオラマ』 新潮文庫 (2001/10/1) 294ページ ※自著あとがき(解題)あり
『残虐記』 新潮文庫 (2007/8/1) 255ページ
『水の眠り 灰の夢』 文春文庫 (2016/4/10) 476ページ ※村野ミロシリーズ
『ローズガーデン』 講談社文庫 2003/6/15 279ページ ※短編集
『はじめての文学 桐野夏生』 文藝春秋 (2007/8/10) 273ページ ★
『リアルワールド』 集英社文庫 (2006/2/25) 282ページ
『奴隷小説』 文春文庫 (2017/12/10) 187ページ ※解説 白井聡 ★
『冒険の国』 新潮文庫 (2005/10/1) 166ページ ★
『天使に見捨てられた夜』 講談社文庫 (1997/6/15) 420ページ ★
『玉蘭』 文春文庫 (2005/6/10) 388ページ ★
『顔に降りかかる雨』 講談社文庫 (1996/7/15) 404ページ ★
『ダーク(上)』 講談社文庫 (2006/4/15) 296ページ ★
『ダーク(下)』 講談社文庫 (2006/4/15) 349ページ ★
『錆びる心』 文春文庫 (2000/11/10) 397ページ
『対論集 発火点』 文春文庫 (2012/12/10) 278ページ
『光源』 文春文庫 (2003/10/10) 428ページ
『とめどなく囁く』 幻冬舎 (2019/3/25) 445ページ ★
『白蛇教異端審問』 文春文庫 (2008/1/10) 303ページ ※エッセイ集
『ポリティコン(上)』 文春文庫 (2014/2/10) 494ページ ★
『ポリティコン(下)』 文春文庫 (2014/2/10) 468ページ ※解説:原武史 ★
『燕は戻ってこない』 集英社 (2022/3/10) 445ページ
『ロンリネス』 光文社文庫 (2021/8/20) 504ページ
『ハピネス』 光文社文庫 (2016/2/20) 450ページ
『魂萌え!(上)』 新潮文庫 (2006/12/1) 335ページ

『魂萌え!(下)』 新潮文庫 (2006/12/1) 292ページ
『抱く女』 新潮文庫 (2018/9/1) 362ページ
『猿の見る夢』 講談社文庫 (2019/7/12) 609ページ
『メタボラ』 文春文庫 (2011/8/10) 684ページ (ブックオフ 2022/3/21 ¥520)
『優しいおとな』 中公文庫 (2013/8/25) 371ページ
『路上のX』 朝日文庫 (2021/2/28) 510ページ
『グロテスク(上)』 文春文庫 (2006/9/10) 397ページ
『グロテスク(下)』 文春文庫 (2006/9/10) 453ページ
『I'm sorry, mama』 集英社文庫 (2007/11/25) 262ページ
『緑の毒』 角川文庫 (2014/9/25) 332ページ
『IN』 集英社文庫 (2012/5/25) 376ページ
『夜また夜の深い夜』 幻冬舎文庫 (2017/8/5) 430ページ
『デンジャラス』 中公文庫 (2020/6/25) 330ページ

【関連本】・・・桐野さんに凝って、こんな本にまで手を出した
現代女性作家読本刊行会(編)
『現代女性作家読本⑰ 桐野夏生』 鼎書房 (2013/11/15) 163ページ

松岡理英子・江國香織・角田光代・町田康・金原ひとみ・島田雅彦・日和聡子・桐野夏生・小池昌代
『ナイン・ストーリーズ・オブ・ゲンジ』 新潮社 (2008/10/30) 285ページ ★ ●未読

佐々木敦
『小説家の饒舌 12のトーク・セッション』 メディア総合研究所 (2011/7/24) 389ページ ★
 ※第10章 桐野夏生 「作家がものを書く」

阿川佐和子/東浩紀/岩田健太郎/桐野夏生/他
『私たちはどう生きるか コロナ後の世界を語る2』 朝日新書831
(2021/8/30) 192ページ ★ ◎一部読

『小説新潮別冊 Shincho Mook The COOL! 桐野夏生スペシャル』 (2005/9/28) 159ページ ◎一部読

■原武史 ・・・この人の本は、今後も少しずつ読みたい
『最終列車』 講談社 (2021/12/8) 328ページ ★
『滝山コミューン一九七四』 講談社文庫 (2010/6/15) 343ページ ※解説:桐野夏生

https://amzn.to/41iSE0V

『増補新版 レッドアローとスターハウス もうひとつの戦後思想史』 新潮選書 (2019/5/20) 442ページ ★ ●未読

■森達也 ・・・話題になった新作、他
『千代田区一番一号のラビリンス』 現代書館 (2022/3/20) 382ページ ★

https://amzn.to/4g2bvC1

『日本国憲法』 太田出版 (2007/1/30) 276ページ ★

■島田雅彦 ・・・東京新聞連載で読んでいたものを、単行本でいっきに
『パンとサーカス』 講談社 (2022/3/22) 597ページ ★

https://amzn.to/4gppwti

■朝倉喬司 ・・・この人にも関心がある
『戦争の日々―天皇から娼婦まで、戦時下日本の実況ドキュメント―(上)』 現代書館 (2009/1/25) 230ページ ★
『戦争の日々―天皇から娼婦まで、戦時下日本の実況ドキュメント―(下)』 現代書館 (2009/12/8) 238ページ ★

■左巻健男 ・・・何で知ったのか覚えていないが、たまにはこういう本も面白い
『こんなに変わった理科教科書』 ちくま新書1644 (2022/4/10) 257ページ

■藤原辰史(ふじはら・たつし) ・・・この人にも注目、読みたい本がたくさんある
『食べるとはどういうことか 世界の見方が変わる三つの質問』 農文協 (2019/3/1) 175ページ ★
『トラクターの世界史 人類の歴史を変えた「鉄の馬」たち』 中公新書2451 (2017/9/25) 270ページ
『[決定版]ナチスのキッチン 「食べること」の環境史』 共和国 (2016/7/10) 477ページ ●未読

https://amzn.to/4is1XSs

『カブラの冬 第一次世界大戦期ドイツの飢饉と民衆 レクチャー第一次世界大戦を考える』
 人文書院 (2011/1) 154ページ ●未読

■岡崎武志 ・・・ひさしぶりに読んだオカタケさんの近刊
『ドク・ホリディが暗誦するハムレット――オカタケのお気軽ライフ』 春陽堂書店 (2021/11/20) 238ページ ★

https://amzn.to/4g1H9zj

■南陀楼綾繁(なんだろう・あやしげ) ・・・岡崎武志さんつながり
『古本マニア採集帖』 皓星社 (2021/12/15) 271ページ ★

■河田桟 ・・・与那国島在住、馬と猫と暮らす人
『ウマと話すための7つのひみつ』 偕成社 (2022/10) 47ページ ★ ※池澤夏樹さんのネット記事で知った

https://amzn.to/3Zt9ebW

■高野秀行 ・・・私の好きな高野さんの新刊、大ヒットして入手困難だった
『語学の天才まで1億光年』 集英社インターナショナル (2022/9/10・2022/10/26第3刷) 334ページ ★

https://amzn.to/3D0TIMW

高野秀行: やまおじさんの流されゆく日々
https://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/cat21181618/index.html

■向井透史(むかい・とし/古書現生店主) ・・・これもネットと新聞書評で知った

『早稲田古本劇場』 本の雑誌社 (2022/9/5) 377ページ ★

https://amzn.to/3D3jDUh

東京新聞書評(評者:内澤旬子) 2022年10月30日 掲載
<書評>『早稲田古本劇場』向井透史(とうし) 著 | レビュー | Book Bang -ブックバン-
https://www.bookbang.jp/review/article/743416

■内澤旬子 ・・・私が大好きな内澤旬子さんの新刊、大ヒットらしい
『カヨと私』 本の雑誌社 (2022/7/16) 252ページ ★

https://amzn.to/3ZGvReg

<書評>『カヨと私』内澤旬子 著 2022年9月25日 (評者:服部文祥
https://www.tokyo-np.co.jp/article/204405

内澤旬子: やまおじさんの流されゆく日々
https://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/cat21379484/index.html

【関連本】
ヴェルマ・ウォーリス/亀井よし子(訳)
『ふたりの老女』 草思社 (1995/2/20) 190ページ ★ ※内澤旬子さんのツイッターで知った

https://amzn.to/3ZJp2su

宮田珠己/網代幸介(画)
『アーサー・マンデヴィルの不合理な冒険』 大福書林 (2021/10/10) 367ページ
 ※内澤旬子さんのブログで知った ●未読

■群ようこ/牧野伊三夫(挿画)
『かもめ食堂』 幻冬舎文庫 (2008/8/10) 216ページ

■小松由佳
『人間の土地へ』 集英社インターナショナル (2020/9/30) 251ページ ※再読

https://amzn.to/3BeOSep

小松由佳: やまおじさんの流されゆく日々
https://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/cat24342002/index.html

■関野吉晴
『えほんのひろば 草原の少女プージェ』 小峰書店 (2006/12/26) 35ページ ★

https://amzn.to/41nO6GE

関野吉晴: やまおじさんの流されゆく日々
https://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/cat21692270/index.html

■金井真紀(文・絵) ・・・今年の収穫
『日本に住んでる世界のひと』 大和書房 (2022/11/30) 239ページ ★

https://amzn.to/41pHY0G

『世界はフムフムで満ちている――達人観察図鑑』 ちくま文庫 (2022/6/10) 237ページ

■奥野克巳 ・・・この本もネットで知った
『一億年の森の思考法 人類学を真剣に受け取る』 教育評論社 (2022/5/26) 279ページ ★

■野田サトル ・・・今年、シリーズ完結を機に、一気読み
『ゴールデンカムイ 1』 集英社 (2015/1/24) ※再読
『ゴールデンカムイ 2』 集英社 (2015/2/24) ※再読
『ゴールデンカムイ 3』 集英社 (2015/5/24) ※再読
『ゴールデンカムイ 4』 集英社 (2015/8/24) ※再読
『ゴールデンカムイ 5』 集英社 (2015/12/23) ※再読
『ゴールデンカムイ 6』 集英社 (2016/2/23) ※再読
『ゴールデンカムイ 7』 集英社 (2016/4/24) ※再読
『ゴールデンカムイ 8』 集英社 (2016/8/24) ※再読
『ゴールデンカムイ 9』 集英社 (2016/11/23) ※再読
『ゴールデンカムイ 10』 集英社 (2017/3/22) ※再読
『ゴールデンカムイ 11』 集英社 (2017/8/22) ※再読
『ゴールデンカムイ 12』 集英社 (2017/12/24) ※再読
『ゴールデンカムイ 13』 集英社 (2018/2/24) ※再読
『ゴールデンカムイ 14』 集英社 (2018/6/24) ※再読
『ゴールデンカムイ 15』 集英社 (2018/9/24) ※再読
『ゴールデンカムイ 16』 集英社 (2018/12/24) ※再読
『ゴールデンカムイ 17』 集英社 (2019/3/24) ※再読
『ゴールデンカムイ 18』 集英社 (2019/6/24) ※初読
『ゴールデンカムイ 19』 集英社 (2019/9/24) ※初読
『ゴールデンカムイ 20』 集英社 (2019/12/24) ※初読
『ゴールデンカムイ 21』 集英社 (2020/3/24) ※初読
『ゴールデンカムイ 22』 集英社 (2020/6/24) ※初読
『ゴールデンカムイ 23』 集英社 (2020/9/23) ※初読
『ゴールデンカムイ 24』 集英社 (2020/12/23) ※初読
『ゴールデンカムイ 25』 集英社 (2021/3/23) ※初読
『ゴールデンカムイ 26』 集英社 (2021/6/23) ※初読
『ゴールデンカムイ 27』 集英社 (2021/9/22) ※初読
『ゴールデンカムイ 28』 集英社 (2021/12/22) ※初読
『ゴールデンカムイ 29』 集英社 (2022/4/24) ※初読
『ゴールデンカムイ 30』 集英社 (2022/6/22) ※初読
『ゴールデンカムイ 31』 集英社 (2022/7/24) ※初読

【関連本】
中川裕
『アイヌ文化で読み解く「ゴールデンカムイ」』 集英社 (2019/3/20) ※再読 (初読:2019/5/13)

https://amzn.to/3D8EVzS

瀬川拓郎(監修)
『カラー版 1時間でわかるアイヌの文化と歴史』 宝島社新書 (2019/6/24) 223ページ

アイヌ民族・アイヌ語: やまおじさんの流されゆく日々
https://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/cat20297702/index.html

山岳関係、旅の本

高橋大輔
『剱岳 線の記 平安時代の初登頂ミステリーに挑む』 朝日新聞出版 (2020/8/30) 259ページ ★

山と渓谷社(編)
『日本人とエベレスト―植村直己から栗城史多まで』 山と渓谷社 (2022/3/1) 446ページ ★

近藤謙司
『ぼくは冒険案内人』 山と渓谷社 (2014/12/5) 237ページ ★

『近藤謙司とシミュレートするエベレスト登山 Kindle版』 ゴマブックス (2014/4/25) 115ページ
下川裕治
『「おくの細道」をたどる旅 路線バスと徒歩で行く1612キロ』 平凡社新書999 (2022/3/15) 235ページ ★

服部文祥
『You are what you read. あなたは読んだものにほかならない』 本の雑誌社 (2021/2/22) 261ページ ★

https://amzn.to/4f6a58a

服部文祥: やまおじさんの流されゆく日々
https://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/cat22703334/index.html

『お金に頼らず生きたい君へ 廃村「自力」生活記』 河出書房新社(14歳の世渡り術シリーズ)
(2022/10/30) 270ページ ※10/21「地球永住計画」トークイベント会場で購入(著者サイン本)

https://amzn.to/4ipeNAC

ジョン・クラカワー/梅津正彦(訳)
『空へ 悪夢のエヴェレスト 1996年5月10日』 ヤマケイ文庫 (2013/8/1) 509ページ

トミー・コールドウェル/堀内瑛司(訳)
『ザ・プッシュ ヨセミテ エル・キャピタンに懸けたクライマーの軌跡』 白水社 (2019/8/15) 449ページ ★

https://amzn.to/49tnJ42

石川直樹
『 補新版 いま生きているという冒険』 新曜社 (2019/5/15) 311ページ ★

『ぼくの道具』 平凡社 (2016/1/20) 217ページ ★
アレックス・オノルド/デイビッド・ロバーツ/堀内瑛司(訳)
『ALONE ON THE WALL 単独登攀者、アレックス・オノルドの軌跡』 山と渓谷社 (2016/3/5) 342ページ ★

以上、全部ではないが、主な本をあげてみた。
今日12/25現在、今年読んだ本は130冊
コミックで稼いでいるが、これは私の年間新記録。

そして、来年にかけて読破したいのが、北方謙三版「水滸伝」(全19巻)。
20代の頃から、何度も読もうとしたが果たせず。
「水滸伝」にはいろいろな版があるようだが、物語性に富んでいそうな北方版を選んでみた。
中古の文庫本を、とりあえず2冊買ってきて読み始めた。
こういう大河小説を読み通すには、気合と根気が必要。

北方謙三
『水滸伝 一 ―― 曙光の章』 集英社文庫 (2006/10/25) 388ページ ※解説:北上次郎

<北宋末、中国。砂塵をまいて、泥河をこえて、英雄たちが奔る! 原典を読み込み大胆に再構築、中国古典英雄譚に新たな生命を吹き込んだ、21世紀に蘇る決定版「水滸伝」いよいよ登場!> Amazonより

北方謙三: やまおじさんの流されゆく日々
https://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/cat24379193/index.html


【了】

 

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2022年9月 8日 (木)

【読】「ゴールデンカムイ」31巻通読

野田サトル「ゴールデンカムイ」(集英社)が、今年、2022年7月24日発行の第31巻で完結した。

私は、1巻目から17巻目までを、2019年5月2日から9日にかけて、一気に読んでいた。
ただ、内容は、もう覚えていない。

それ以降も、刊行されるたびに、おもに新刊書店で買い続けてきた。
今年、31巻が勢ぞろいしたこともあり、1巻目から通読してみようと一念発起。

ちょうど、桐野夏生作品をひと通り読み終えたところだったし。

【読】桐野夏生 萌え(続): やまおじさんの流されゆく日々
https://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/2022/08/post-a64db9.html

今日までに、29巻目まで読み終えた。
残り2巻。
毎日、読み続けた足跡は、以下のとおり。
※左端の日付は読んだ日。かっこ内日付は発行日。

●8/25~8/25 野田サトル 『ゴールデンカムイ 1』 集英社 (2015/1/24) ※再読
●8/25~8/25 野田サトル 『ゴールデンカムイ 2』 集英社 (2015/2/24) ※再読
●8/25~8/25 野田サトル 『ゴールデンカムイ 3』 集英社 (2015/5/24) ※再読
●8/25~8/25 野田サトル 『ゴールデンカムイ 4』 集英社 (2015/8/24) ※再読
●8/25~8/25 野田サトル 『ゴールデンカムイ 5』 集英社 (2015/12/23) ※再読
●8/26~8/26 野田サトル 『ゴールデンカムイ 6』 集英社 (2016/2/23) ※再読
●8/26~8/26 野田サトル 『ゴールデンカムイ 7』 集英社 (2016/4/24) ※再読
●8/26~8/26 野田サトル 『ゴールデンカムイ 8』 集英社 (2016/8/24) ※再読
●8/26~8/27 野田サトル 『ゴールデンカムイ 9』 集英社 (2016/11/23) ※再読
●8/27~8/28 野田サトル 『ゴールデンカムイ 10』 集英社 (2017/3/22) ※再読
●8/28~8/28 野田サトル 『ゴールデンカムイ 11』 集英社 (2017/8/22) ※再読
●8/28~8/28 野田サトル 『ゴールデンカムイ 12』 集英社 (2017/12/24) ※再読
●8/29~8/29 野田サトル 『ゴールデンカムイ 13』 集英社 (2018/2/24) ※再読
●8/29~8/29 野田サトル 『ゴールデンカムイ 14』 集英社 (2018/6/24) ※再読
●8/29~8/29 野田サトル 『ゴールデンカムイ 15』 集英社 (2018/9/24) ※再読
●8/31~8/31 野田サトル 『ゴールデンカムイ 16』 集英社 (2018/12/24) ※再読
●8/31~8/31 野田サトル 『ゴールデンカムイ 17』 集英社 (2019/3/24) ※再読
●9/1~9/1 野田サトル 『ゴールデンカムイ 18』 集英社 (2019/6/24) ※初読
●9/4~9/4 野田サトル 『ゴールデンカムイ 19』 集英社 (2019/9/24) ※初読
●9/4~9/4 野田サトル 『ゴールデンカムイ 20』 集英社 (2019/12/24) ※初読
●9/4~9/4 野田サトル 『ゴールデンカムイ 21』 集英社 (2020/3/24) ※初読
●9/5~9/5 野田サトル 『ゴールデンカムイ 22』 集英社 (2020/6/24) ※初読
●9/5~9/5 野田サトル 『ゴールデンカムイ 23』 集英社 (2020/9/23) ※初読
●9/6~9/6 野田サトル 『ゴールデンカムイ 24』 集英社 (2020/12/23) ※初読
●9/6~9/6 野田サトル 『ゴールデンカムイ 25』 集英社 (2021/3/23) ※初読
●9/7~9/7 野田サトル 『ゴールデンカムイ 26』 集英社 (2021/6/23) ※初読
●9/7~9/7 野田サトル 『ゴールデンカムイ 27』 集英社 (2021/9/22) ※初読
●9/8~9/8 野田サトル 『ゴールデンカムイ 28』 集英社 (2021/12/22) ※初読
●9/8~9/8 野田サトル 『ゴールデンカムイ 29』 集英社 (2022/4/24) ※初読
(未読、これから読む)野田サトル 『ゴールデンカムイ 30』 集英社 (2022/6/22)
(未読、これから読む)野田サトル 『ゴールデンカムイ 31』 集英社 (2022/7/24)

『ゴールデンカムイ コミック 全31巻セット』

全巻まとめて買うと、1万円以上するんだ!
私は「ブ」で古本を買っていたが、やがて新刊書店で買うようになった。
DVD・ブルーレイのアニメ版もあるようでが、私は見ていない。

https://amzn.to/3Bjxo0k

このコミックは、アイヌ文化・アイヌ語に詳しい中川裕氏(現・千葉大学名誉教授)の監修を受け、アイヌの文化や自然観が濃厚に描かれている。
なんといっても主人公のアイヌ少女 アシㇼパ が、凛々しく、魅力的だ。
もうひとりの主人公、日露戦争の帰還兵 杉元佐一もいい。

もちろん、史実からかけ離れた架空の物語ではある。
が、明治期の歴史背景を巧みに盛り込み、アイヌ民族だけでなく、北方のニヴフ、ウィルタといった少数民族(樺太・沿海州)についても、生き生きと描かれている。

公式ファンブック(2020年11月24日発行)も、なかなか参考になる。

『ゴールデンカムイ公式ファンブック 探究者たちの記録』
 (ヤングジャンプコミックス) コミック – 2020/11/19

https://amzn.to/4g41OD5

もう一冊、これも一度読んだのだが、中川裕氏の本。

『アイヌ文化で読み解く「ゴールデンカムイ」』
 (集英社新書) 新書 – 2019/3/15

https://amzn.to/4g5cPUx

もういちど、読み直してみたい。

ちなみに、「カムイ」は、「ムイ」と「カ」にアクセントを置くのではなく、「カイ」と「ム」にアクセントを置くのが、アイヌ語の正しい発音。――ということを、NHKEテレ「100分de名著」(知里幸恵「アイヌ神謡集」)に出演していた中川裕氏の話で知った。
私も、アクセントを間違っていたかも。
でも、北海道では「カイコタン」と、私たちも言っていたな。

名著123「アイヌ神謡集」知里幸恵 - 100分de名著 - NHK
https://www.nhk.jp/p/meicho/ts/XZGWLG117Y/blog/bl/pEwB9LAbAN/bp/pw2yRjpRjm/

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2020年5月11日 (月)

【読】Book Cover Challenge 6冊目

今朝は、とんでもなく朝早く目が覚めて、そのまま起きてしまった。

昨夜のうちから準備していた、FacebookのBook Cover Challenge 6冊目。

20200506-141033

好きな本の表紙だけをアップする、このシリーズ。
とはいっても、書きたいことがいっぱいある。
それは、Facebookのコメントとして投稿している。
今回も、次のように長い説明。

いまや古典といってもいい、早逝した知里幸惠さんの『アイヌ神謡集』(岩波文庫)。
文字を持たないアイヌ民族が伝承してきたカムイ・ユカラ(神謡と呼ばれる)をローマ字表記し、日本語に訳した偉業。
「青空文庫」で全文を読むことができる。
https://www.aozora.gr.jp/cards/001529/files/44909_29558.html

1.シマフクロウ神が自らをうたった謡「銀の滴降る降るまはりに」 Kamuichikap Kamui yaieyukar, "Shirokanipe ranran pishkan"
2.キツネが自ら歌った謡「トワトワト」 Chironnup yaieyukar, "Towa towa to"
3.キツネが自ら歌った謡「ハイクンテレケ ハイコシテムトリ」 Chironnup yaieyukar, "Haikunterke Haikoshitemturi"
4.兎が自ら歌った謡「サムパヤ テレケ」 Isepo yaieyukar, "Sampaya terke"
5.谷地の魔が自ら歌った歌「ハリツ クンナ」 Nitatorunpe yaieyukar, "Harit kunna"
6.小狼の神が自ら歌った謡「ホテナオ」 Pon Horkeukamui yaieyukar, "Hotenao"
7.梟の神が自ら歌った謡「コンクワ」 Kamuichikap Kamui yaieyukar, "Konkuwa"
8.海の神(シャチ)が自ら歌った謡「アトイカ トマトマキ、クントテアシ フム フム!」 Repun Kamui yaieyukar, "Atuika tomatomaki kuntuteashi hm hm !"
9.蛙が自らを歌った謡「トーロロ ハンロク ハンロク!」 Terkepi yaieyukar, "Tororo hanrok hanrok !"
10.小オキキリムイが自ら歌った謡「クツニサ クトンクトン」 Pon Okikirmui yaieyukar, "Kutnisa kutunkutun"
11.小オキキリムイが自ら歌った謡「此の砂赤い赤い」 Pon Okikirmui yaieyukar, "Tanota hurehure"
12.獺が自ら歌った謡「カツパ レウレウ カツパ」 Esaman yaieyukar, "Kappa reureu kappa"
13.沼貝が自ら歌った謡「トヌペカ ランラン」 Pipa yaieyukar, "Tonupeka ranran"

彼女の日本語訳では、「サケヘ」という繰り返し(合いの手のようなもの)が省略されている。
たとえば、有名な第一話「梟の神が自ら歌った謡『銀の滴降る降るまわりに』」の冒頭

“Shirokanipe ranran pishkan, konkanipe
ranran pishkan.” arian rekpo chiki kane
petesoro sapash aine, ainukotan enkashike
chikush kor shichorpokun inkarash ko
teeta wenkur tane nishpa ne, teeta nishpa
tane wenkur ne kotom shiran.

「銀の滴降る降るまわりに,金の滴
降る降るまわりに.」という歌を私は歌いながら
流に沿って下り,人間の村の上を
通りながら下を眺めると
昔の貧乏人が今お金持になっていて,昔のお金持が
今の貧乏人になっている様です.

"pishkan"が、その「サケヘ」だ。
第二話「狐が自ら歌った謡『トワトワト』」でも、幸惠さんのアイヌ語(ローマ字)部分では

Towa towa to
Shineanto ta armoisam un nunipeash kusu
sapash.

トワトワト
ある日に海辺へ食物を拾いに
出かけました.

と、サケヘの"Towa towa to"は、冒頭のみ。

カムイ・ユカラは、本来、節をつけて歌(謡)われていたものだ。
あまり知られていないが、その復元を試みた、すばらしいCDがある。
本書とあわせて聞いてみると、カムイ・ユカラの奥深さに触れられると思う。

「アイヌ神謡集」をうたう
中本ムツ子 うた/片山龍峯 復元
片山言語文化研究所/草風館 2003年

中本ムツ子さんも片山龍峯さんも、故人となられた。
片山龍峯さんは、このCDにあわせて『アイヌ神謡集』のアイヌ語を詳しく解説した本も書かれた。

「アイヌ神謡集」読みとく
片山龍峯 編著/草風館 2003年
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784883231331

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2020年5月10日 (日)

【読】Book Cover Challenge 3冊目

Facebookに毎日投稿している、Book Cover Challengeの3冊目。
5月8日投稿。
池澤夏樹さんの『静かな大地』。

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船戸さんの『蝦夷地別件』が直球勝負だとしたら、池澤夏樹さんのこの小説は変化球勝負。
帯にあるように、明治期に内地から入植した和人とアイヌの人々との交わりが描かれていて、深い感銘を受けた愛読書。
池澤さんの先祖の物語でもある。文庫版も持っている。

タイトル「静かな大地」は、花崎皐平(はなざき・こうへい)さんの著書にちなんでいる。池澤さん自身が、ことわっている。
池澤さんについては、私のブログにもたくさん書いているので、ご興味のある向きは、暇つぶしに読んでいただけるとうれしい。
【読】もうひとつの「静かな大地」: やまおじさんの流されゆく日々
https://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/2006/01/post_636f.html

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【読】Book Cover Challenge 1冊目

Facebookで、こんなことをやっている。
いずれ、タイムラインの過去投稿に流れ去ってしまうので、このブロにも残しておきたい。

【7日間、ブックカバーチャレンジ】
●読書文化の普及に貢献するためのチャレンジ。
●参加方法は好きな本を1日1冊、7日間投稿する。
●本についての説明はナシで可、表紙画像だけアップ。
●その都度一人のFB友達を招待し、このチャレンジへの参加をお願いする。招待されてもスルーしてOK。

5月6日に投稿した1冊目は、船戸与一さんの『蝦夷地別件』(文庫3冊)。

本の説明は、Facebookのコメントとして書いた。

20200506-140634_20200510194501

敬愛する船戸与一さんの長編小説。1995年新潮社刊(単行本上下2巻)。
単行本で2度、文庫で2度読んだだろうか(憶えていないが)。
江戸時代、蝦夷地でのアイヌ蜂起(クナシリ・メナシの戦い)を広大なスケールで描く。私をアイヌの歴史・文化に目覚めさせた愛読書。

【参考】
1789年クナシリ・メナシの戦い|根室市
https://www.city.nemuro.hokkaido.jp/.../tatakai/4719.html

2013年10月10日 (木) ~10月16日 (水)、演劇集団「ピープルシアター」によって舞台化されました。
私は舞台を観られなかったのですが、DVDで観ました。
profile of peopletheater
http://peopletheater.jp/profile.html
<…直木賞作家、故 船戸与一氏から全作品の上演許可を認められ、山本周五郎賞受賞作「砂のクロニクル」をはじめ、「蝦夷地別件」「新宿・夏の渦」と上演してきましたが、今後は氏の遺作である「満州国演義」を3年間に渡り3部作として上演…>

 

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2019年12月31日 (火)

【雑】今年も総集編(2019年・イベント編)

2019年の大晦日。

今年、私が参加した印象的なイベントのことを書き残しておきたい。

◆公民館の連続講座◆
 いま、ここで ともに暮らす
 ― アイヌ、在日コリアンから考える ―

連続7回(うち1回は見学会)の講座。
市民企画。
地元の東大和市上北台公民館で。

●第1回 2019.1.24(木)
 講師:一盛 眞 さん(大東文化大学文学部)
 「日本のなかの民族問題」
  ― マジョリティとしての「大和民族」の視点から ―

20190124-093757

●第2回 2019.2.1(金)
 見学会と食事会
アイヌ文化交流センター 東京駅八重洲口
 https://www.ff-ainu.or.jp/web/overview/cultural_exchange/
アイヌ料理店「ハルコロ」 新大久保(昼食)
 https://harukoro.owst.jp/
高麗博物館 新大久保
 https://kouraihakubutsukan.org/

20190201-1013011 20190201-1245331 20190201-135004

●第3回 2019.2.7(木)
 講師:宇井 眞紀子 さん(写真家)
 スライドトーク「アイヌの傍らで撮りつづけて」

20190207-095456

●第4回 2019.2.14(木)
 講師:宇佐 照代 さん(アイヌ料理店ハルコロ店主)
 「イランカラプテ! きっと身近にアイヌ民族」

20190214-111143

●第5回 2019.2.21(木)
 講師:李 尚珍(イ・サンジ)さん (山梨英和大学准教授)
 「日本で暮らすコリアンをめぐって」

20190221-094451

●第6回 2019.2.28(木)
 講師:鄭 晋和さん(東大和ドットネットの会、元朝鮮大学教授)
 「アンニョンハセヨ! いま、ここに暮らす」

20190228-094342

●第7回 2019.3.8(木)
 まとめ、グループトーク、発表

◆沖縄映画祭◆
 第5回 喜多見と狛江の小さな沖縄映画祭

会場:M.A.P.(狛江市岩戸北4-10-7)
     小田急線喜多見駅南口 徒歩5分
   狛江市中央公民館(狛江市和泉本庁1-1-5)
    小田急線狛江駅 徒歩4分

https://kitamitokomae-artfes.com/okinawa_5th/index.html

Kitaakoma2019

20190627-114610 20190627-114718

20190630-093537

期間:2019.6.27~30
 7.4~8 7.10 7.14 7.15

6日間通って15回の映画上映を観た。

2019.6.27(木)
 琉球舞踊ショー + 「うんじゅぬ花道」
 「琉球カウボーイ、よろしくゴザイマス。」
2019.6.30(日)
 「生命のシンフォニー第1回」 やんばる奇跡の森の物語
 「生命のシンフォニー第2回」 奄美大島 水めぐる島の物語
 「まちかんてぃ」「菜の花の沖縄日記」
 「沖縄エロス外伝 モトシンカカランヌー」
 「白百合クラブ東京へ行く」
2019.7.6(土)
 「生命のシンフォニー第3回」 西表島 海と生きる森の物語
 「稲作りの島」
 「浦添ようどれ」
2019.7.7(日)
 「辺野古抄」
2019.7.14(日)
 「米軍が最も恐れた男・カメジロー」

 「海辺の生と死」

 「南島残照 女たちの針突(ハジチ)」
2019.7.15(月・祝)
 「聾唖者達の沖縄戦」
 「沖縄スパイ戦史」
 「ナビィの恋」

他に見られなかった映画もあったが、よく通いつめたと思う。
来年2020年も、映画祭をやってくれるかなあ…。

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2019年12月28日 (土)

【読】今年も総集編(2019年・読書編 -3-)

2019年総集編の読書編の最後は、コミック。

ふだん、コミックを読むことは、ほとんどない。
だが、このコミックだけは、読みたいと思った。

漫画週刊誌に今でも連載しているはず。
私は、単行本の19巻目まで入手。
この後も買い続けることだろう。

野田サトル 『ゴールデンカムイ 1~19』 ヤングジャンプコミックス(YJC)

18巻目まで読了。

ウィキペディアより。
<『ゴールデンカムイ』は、野田サトルによる日本の漫画。明治末期の北海道・樺太を舞台にした、金塊をめぐるサバイバルバトル漫画。『週刊ヤングジャンプ』(集英社)にて、2014年38号(2014年8月21日発売)から連載中[3]。累計発行部数はコミックス第18巻の発売時点で1000万部を突破している。>

コミックなので、誇張した表現なのだが、内容はアイヌの民俗・風習をしっかり押さえている。

監修しているのが、アイヌ学者の中川裕さん。
この人が、このコミックを引きながらアイヌ文化について、詳しく解説している本がある。
この本も読みごたえのある良書。

中川裕 『アイヌ文化で読み解く「ゴールデンカムイ」』 集英社新書

https://amzn.to/3ZmahLY

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以下、アマゾンより転載。

【本書の主な内容】
・「カムイ」とはそもそも何なのか?
・世にも恐ろしい魔物たちの伝説
・アイヌは子どもの名前をどのように決めるのか
・超特急! アイヌ語入門
・『ドラゴンボール』そっくり!? アイヌの英雄物語「ユカ(ラ)」徹底解説
・家庭で作れるアイヌ料理
・大人気! 「オソマ」と「チタタ(プ)」にまつわる裏話
・「ゴールデンカムイ」 あの名シーンの背景
・アイヌ語監修の仕事と創作秘話 ほか

【目次】
序章 アイヌ文化に人々を惹きつける「ゴールデンカムイ」の魅力
第一章 カムイとアイヌ
第二章 アイヌの先祖はどこから来たか?
第三章 言葉は力
第四章 物語は知恵と歴史の宝箱
第五章 信仰と伝説の世界
野田サトル先生描き下ろし オリジナル漫画
第六章 「ゴールデンカムイ」のグルメワールド
第七章 「ゴールデンカムイ」名シーンの背景
第八章 アシリパたちの言葉 アイヌ語とは
終章 アイヌ語監修というのは何をやっているのか?
付録 「ゴールデンカムイ」をより楽しむためのブックガイド

【著者略歴】
中川 裕(なかがわ ひろし)
1955年神奈川県生まれ。
千葉大学文学部教授。東京大学大学院人文科学研究科言語学博士課程中退。
1995年、『アイヌ語千歳方言辞典』(草風館)を中心としたアイヌ語・アイヌ文化の研究により、金田一京助博士記念賞を受賞。
野田サトル氏による漫画「ゴールデンカムイ」では、連載開始時から一貫してアイヌ語監修を務める。

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