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2024年4月11日 (木)

2024年4月11日(木)

晴れのち曇り。
6度→18度と、暖かい日だった。

室内掃除。
郵便局、文房具店などをまわる。

早めの夕食をとって、17時頃のバスで立川へ。
電車で武蔵境の「武蔵野プレイス」。

関野吉晴主催の「地球永住計画」イベントに参加。
今夜のゲストは宇梶静江さん。
18:30頃開場、19時から2時間ちょっと(21:20頃まで)。

宇梶静江(アイヌの復権に人生を賭けて生きてきた古布絵作家)×関野吉晴(探検家・医師)

91歳のご高齢とは思えない、しっかりしたお話しぶり。

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会場で宇梶静江さんの著作を購入。

『大地よ! 〔アイヌの母神、宇梶静江自伝〕』
https://amzn.to/49sjZy8

立川22時発バスで、さきほど帰宅。

(23:15記)

【2024/4/12追記】
上記イベントの告知記事(関野吉晴さんのFacebook投稿)より

ー講師紹介ー
宇梶静江(うかじ しずえ)
1933年、北海道浦河郡生まれ。詩人・古布絵作家・絵本作家・アイヌの解放運動家。首都圏のアイヌ民族4団体でつくるアイヌ・ウタリ連絡会代表。20歳で中学に入学し、卒業後上京。昭和47年(1972年)、朝日新聞の投稿欄に「ウタリたちよ手をつなごう」を投稿し、反響を呼ぶ。翌年、東京ウタリ会を設立すると会長に。63歳から制作を始めた古布絵は、海外でも高い評価を得る。平成16年(2004年)アイヌ文化奨励賞を受賞、2011年吉川英治文化賞、2023年北海道文化賞を授賞
2021年に、活動拠点を東京から北海道の白老町に移し、アイヌ学舎 シマフクロウの家を立ち上げた。
アイヌとは長い付き合いになる。萱野茂さんがアイヌ新法制定のために参議院議員なり、東京にいた時に雑誌の企画で対談をした。実はまだその10年以上前に、萱野さんの民俗資料室に南米の先住民の写真として、アマゾンのマチゲンガ族のパネル50枚ほどを寄贈したことがあるのだ。
武蔵美の教員になった時に同僚の相澤韶男さんから誘われて、北海道のニ風谷の合宿に参加した。ムラの体育館で寝泊まりしながら、萱野さんの倉庫に眠っている民具を掘り出して、綺麗にして、実測図を書く作業を武蔵美の学生たちとした。その間、萱野さんと談笑したり,アイヌ語教室で学んだりした。
その後,定年近くになって、武蔵美の関野ゼミの夏合宿を数回した。チプサンケ(舟降ろしの儀式)の時期に萱野さんとダム建設反対のリーダーだった貝澤耕一さん一家にお世話になった。
宇梶静江さんとは10年以上前に宇梶静江さん中心のイベントがあり、対談したいと呼ばれました。柔和な感じでしたが,威厳を感じました。その後、東京を離れ、白老に移り住みました。
昨年、東京で宇梶静江さんの半生を追ったドキュメンタリー映画「大地よ〜アイヌとして生きる〜」が公開され、90歳のお祝いを兼ねた会が開かれ、スピーチを頼まれました。その二次会では隣に座って親しく談笑しました。
前日、宇梶静江さんから電話があり、美術館をつくりたいので、協力して欲しい。上京するので、会って欲しいと仰いました。その時に、地球永住計画での対談を提案して、開催することになりました。
関野吉晴記

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